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次の日 。
学校につくと、いつものように席について
大好きな本を開く 。
周りはみんな楽しそうにお喋りしてるけど 、
わたしに近寄る友達もおらず
ただ1人、気配を消して本に集中する 。
たまに眼鏡をくいっと上にあげたり、
三つ編みをした髪の毛をいじってみたり 。
、、だいたい想像ついただろうけど、
わたしは典型的な、いわゆる"陰キャ"です 、、。
今日読む本はファンタジーなんだけど、
主人公が月に行っていろいr、、、、
流 『なあ、Aちゃん、』
「へ？」
せっかく本の世界にのめり込もうとしてるのに、
目の前には眩しくて目を開けられないほどのイケメン、その名も藤井流星がそびえ立っている。
周りはざわざわとどよめき、
どーゆー関係？
とか
あの人が声出してんの初めて聞いたー、
とか
極めつけは、あの人Aって名前なんだー、
なんてだいぶひどいこと言ってくれるなあ。
あ、わたしもみんなの名前知らないか 。
それこそ藤井流星くらいしか知らない 。
、、てかそんなことはどうでもいいんです！！！
なんで、なんで、
クラス１イケメンの彼が
わたしの席の前にいるのでしょうか 。
わたしの名前を知っているのでしょうか 。
「あの、？」
流『昨日はありがとう！！！
ほんっっっまにありがとう！！！！！！』
、、、何を言ってるのでしょうこの人は、？
きっと今全世界の人々全員が同じことを思いましたよね？
あなたも思いましたよね？
流 『昨日すぐ帰ってもうたからお礼出来んくて後悔しとってん、
今日の放課後うち来てや！
うまいとこのクッキーでもケーキでもなんでも奢ったる！！』
謎にドヤ顔をする彼は、説明する気がないようです。
「あの、わたしあなたに何かしましt、、」
流『え？なんて？？？？
ごめん聞き取れんかった、もーいっかい』
「わたし、あなたになn、、」
流『あー、あはは！そっか！！はは！
じゃあ今日うち来てや！じゃ！』
「ちょっ、と、、、」
あー、なるほど。
聞き取れなかったらとりあえず笑っとけ戦法ですね、よくされます。
声は生まれつき小さいんです 。
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ももも(プロフ) - こっこさん» 嬉しいです、、（ ; ; ）ありがとうございます！！ (2020年1月20日 19時) (
レス) id: f898c0f9ee (このIDを非表示/違反報告)
こっこ(プロフ) - 止まらなくて一気読みしてしまいました！！これからも更新楽しみにしています。 (2020年1月20日 8時) (レス) id: 32c9600d6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ももも | 作成日時：2019年10月1日 19時
