冷たい手-3-【紫】 (ページ8)

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□桐山side

仕事が思ったより早く終わった淳太君とモンチと俺は
先に店に着き、予約していた個室に通してもらう

カジュアルな雰囲気のダイニングバー
メンバーともよう食いに来る店で、なんでも美味い
店のスタッフとも気心知れてるし丁度ええ

席に着いて、モンチとメニューをなんとなく眺めて先に一杯飲むか！なんて笑ってた時＿＿＿＿

淳「今日来る子。・・・・どんな子なん？」

めっちゃ険しい顔の中間さん

照「＿＿フッ。

そんなん今から会うんやから、

淳太君が自分で確かめたらええんちゃう？笑」

淳「・・・・・また濱ちゃんがあんな思いするんは嫌や。」

神「淳太・・・。」

照「・・淳太君が心配する気持ちもわかんで？

でも、

決めるのは・・崇裕やで？」

淳「っ、それは・・・・それはわかってる。

けど！

＿＿＿＿＿ガラガラ

店員「お連れ様お見えになりました。」

淳太君が何か言いたそうに身を乗り出したのを遮るように
店員さんの声がして扉が開いた

『ごめんなさい！お待たせしちゃって。』