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40) ページ40
□紫side
こんなんが言いたいわけちゃうねん＿＿
でも、昨日望から「本気でいく」って言われてから頭ん中そのことばっかで、
二人で帰って来た時のAちゃんの楽しそうな顔とか、望と打ち解けてる感じとか・・
全部がなんか見てるの辛くて・・
でも、望もええやつやし、Aちゃんが望を選んだならそれはもうしょうがないことなんかな・・
って思ったら
あぁ。もう俺の入る隙間なんてないやん・・て。笑
でも俺が言った後のAちゃんの顔はすごく悲しそうで、
関係ない。と言う声は少し震えていた＿＿＿
「＿＿＿＿俺は、俺は・・・っ、クソッ。」
俺はほんまにアホや・・・
なんで今さら・・・
今さら好きって気づくなんて＿＿＿＿
Aちゃんの後ろ姿を見ながら俺は昨日の夜、望を止めなかったことを後悔した。
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作者名：紫音 | 作成日時：2021年10月14日 21時
