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34) ページ34
□紫side
望「濱ちゃん。ちょっといい？」
「ん？」
望「・・・濱ちゃんは、Aちゃんのことどう思ってんの？」
いつになく真剣な望に言葉が詰まる
「え・・・どうって・・・」
望「別にどうも思ってないんやったら俺も連絡先とか聞いていいやんな？」
「え・・・あ、あぁ・・・」
どうも思ってないわけじゃない。
でも好きかと言われてもまだはっきりわからへん・・・
自分の気持ちを頭の中でグルグルと考えている内に、口からは違う言葉が出ていた。
望「・・・じゃぁ俺、本気でいくから。」
そう言って望は戻っていった。
「え、本気って・・・・。」
別にAちゃんは俺のもんちゃうし・・・
せやから望がAちゃんと連絡とるのを俺が止めれるわけなくて・・・
でも・・・
キッチンに戻るとAちゃんと望の姿はなくて、ソファーで寝ている照史しかいなかった。
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作者名：紫音 | 作成日時：2021年10月14日 21時
