sweet...89 ページ42
、
、
、
、
【Hikaru side...】
Petit bonheuのショコラを食べながら
3人で話をする。
話題はやっぱりAのこと。
目「どれくらい会ってないの？」
岩「もう2週間くらいかな。」
ラ「え、なが！」
目「よく我慢できるね。」
岩「だって…会いたくないって
言われたもん。」
なんで？とか、それでも行けば？
なんて散々言われたけど
仕事の邪魔はしたくない。
仕事優先したいから会えないっていう
Aの意思は尊重したいし。
ラ「俺だったら、それでも会いに行くかな。
1秒でもいいから顔見たいもん。」
目「俺も。
本人も会いたくないなんて
本気で思ってるわけないだろうし、
何より自分が
会いたくてしょうがないって気持ち
我慢したくないから。」
そう言われて、改めて考えると
確かに、絶対に会えないとか
会っちゃいけないってわけでもない。
でも、会いたくないって言われて
ちょっと意地になってた。
なんか自分からやっぱり
会いたいって言うのは負けた気して、
Aから会いたいって言われるの
待ってたかも。
勝ち負けとかじゃないけど、
俺はAにベタ惚れで、
その時点で俺はもう
Aに完敗なんだ。
岩「やば、今めちゃくちゃAに会いたいかも。」
目「ぶはっ、岩本くん可愛いな。」
ラ「きゃはははっ
まさかこの３人で恋バナするとわね！
あ、ねぇ
今から会いに行っちゃう？
まだお店やってるよね？」
目「お、いいね。
岩本くん、ちゃんと紹介してよ。」
岩「…お客さんとしていく分には
ルール違反にはならない、よね？
行くか。」
そうと決まれば、
もう居ても立っても居られなくて
すぐに家を出た。
分かってる。
仕事の邪魔にならないよう、
あくまでも「1人のお客さん」として行くんだ。
分かってる。
分かってる、けど…
Aの顔見て
我慢できるかな、俺。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 773人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Aym:) | 作成日時：2022年5月20日 22時
