sweet...88 ページ41
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【Meguro side...】
ラ「だから岩本くん
めめのこと」
岩「ダメだよ。」
ラ「え？」
岩「Aは俺のだから。」
目「え、どういうこと？」
岩「そこのショコラトリーの店長、
Aは俺の彼女。
だからダメ。」
そう言った岩本くんは
ちょっとだけ申し訳なさそうに、
ちょっとだけ自慢げな顔してた。笑
ラ「えええええ！
そうなの！？」
目「マジか…」
岩「可愛いでしょ？
俺の彼女。笑」
まぁ正直、岩本くんがあの店によく行ってて
あの店長さんと顔見知りだったとしたら
そうかもな…ってちょっと思ってた。
あんなに可愛くて、
優しいひと
好きにならないわけがない。
あの一瞬だけで俺もラウールも
夢中にさせるくらいだし。
目「いつから？付き合ってるの？」
岩「去年の５月から」
ラ「えー！言ってよー！
全然知らなかった！」
岩「言ったら見せてとか
会わせろのかなるだろ。」
ラ「えー！いいなぁ…
あんな可愛い彼女、羨ましい。」
ラウールに言われて
さらに自慢げな顔になってる。
目「…岩本くんは彼女のどんなところが好き？
やっぱり見た目がいいから？」
俺はこんなことを聞いて、
どうするつもりだったんだろ…
結局、顔がいいからとか
そんな理由だったら良かったのか？
岩「そりゃAは顔も可愛いし、
スタイルもいい。
めちゃくちゃ俺のタイプだけど、
もちろん1番は、どんな人にも優しくて
気も使えて、仕事に一生懸命なところが好き。
Aっていう生き物が
1人の人間として、尊敬できてマジで好き。」
そう真っ直ぐ俺の目を見て答えた岩本くん。
敵わないな、って思った。
岩「だから、ごめんな目黒。
譲れねぇわ。」
今日１の得意気な笑顔を見せてくれた岩本くん。
目「そっか。
岩本くんが幸せなら、俺はそれでいいよ。」
岩「ふふっありがと。
でも仕事熱心すぎて今
全然会ってくれねぇんだよ。
俺可哀想じゃね？」
なんて言ってるけど、顔がすごく
ニヤけてますよ？
ラ「うわーそれただの惚気でしょ？
失恋しためめを前にひどくない？笑」
目「いや、でも俺、諦めないよ？
くそー岩本くんより早く出逢えてたらなー！笑」
岩「おいっ！ふざけんなよ目黒！」
ラ「きゃはははは！岩本くん頑張ってね！」
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作者名：Aym:) | 作成日時：2022年5月20日 22時
