sweet...50 ページ3
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午前5時。
いつもどんなに遅く寝ても
パッとこの時間に目が覚める。
これはパリで修行してる時からの癖。
今日も目が覚めたけど、
いつもとは違う光景に
余計に目が冴えた。
目の前には大好きな照の寝顔。
いつも男らしい彼でも、
無防備な寝顔は可愛らしさもあって
思わず頬が緩んだ。
腕枕してくれてる。
あったかい。
照の腕の中は
びっくりするくらい私の体に
ピタっとフィットして
安心する。
ずっとこのままいたいけど、
支度してショコラの仕込みしなきゃ。
照の腕の中から、
出ようと動いたら、
ぎゅーーーっと力が入って
どんどん抜け出せなくなる。
『ちょ、で、でれない。汗』
「ダメ。出させない。」
『え！照、起きてたの？』
「ふふふっ、うん。
Aやわらかくて気持ちいい。」
ってまたぎゅーーーーってしてくる。
『く、くるしい、、、』
「ふははっごめんごめん。」
『もー！笑
私もずっとこうしてたいけど、、、
準備しなきゃ。』
「えー、、、ヤダ。笑」
『ヤダって、、、笑』
「いつもこんなに早いの？」
『うん、そうだね。
仕事の時はね。』
「オープン10時なのに？」
『うん。仕込みあるから。
て、そろそろほんとに離して？笑』
「ん？んー？笑
キスしてくれたら離す。」
『えー///』
「ほら、早く。ん。」
そう言って、目の前で
目を瞑って口を尖らせる照。
可愛い、、、笑
ちゅっ。
「いひひひっ」
『嬉しそう。笑』
「嬉しいよ。笑
もっかいして？」
『えー！笑
、、、次は照からして。』
「、、、なにそれ反則でしょ///
可愛すぎ。」
照からのキスは
私からのと違って
濃いー濃いー大人なキスだった。笑
ー
『やばい！ゆっくりしすぎた！
照は時間大丈夫なの？』
「うん、今日は昼からだから。」
『そっか。どうする？
仕事までここでゆっくりしててもいいけど、、、』
「いや、さすがに悪いし
帰るよ。」
『別にいいのに。
あ、でもお客さんとかと鉢合わせしたら
まずいもんね。』
「うん、またお互い休みの時
ゆっくりしよ。」
うわ、休みの日に
照と2人家でゴロゴロとか
絶対楽しい。
ずっとイチャイチャして、、、
想像しただけで幸せ。
「何ニヤニヤしてんの？笑
やらしー！」
『な、なんでもない！///』
「ふふふっほんと可愛いなぁ、もう。」
『そろそろ行かなきゃ///』
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作者名：Aym:) | 作成日時：2022年5月20日 22時
