sweet...48 ページ1
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【Hikaru side...】
久しぶりに会ったAは
相変わらず可愛くて
可愛くて可愛くて
いつものあの大好きな
甘い香りをさせていて
もうたまらなかった。
ほんとは今日遅くなるの分かってたから、
会えなくてもしょうがないかな
なんて思ってたけど、
そんなのは俺が無理だった。
飛びついて抱きついてきて
「会いたかった」なんて
可愛いことをいう彼女を見て
今までの疲れなんて
理性と一緒に
吹っ飛んだ。←
家の中に案内してくれたA。
あの大好きな甘い香りに
包まれてる部屋。
あー、もう、
ほんと好き。
たまらない。
離れたくない。
『ねぇ、A』
「ん?なぁに?」
『離れたくないんだけど。』
「ん?うん?」
『、、、』
「ん?、、、あ、泊まってく?」
『ふふふっ、いい?』
「ふふふっもちろん。」
俺の体には
小さすぎるソファでも
Aとぴったりくっついてられるから
ちょうどいい。
「あ、そうだ。
照に聞こうと思ってたの。」
『ん?』
「あのね、
照は私の彼氏だよね?」
『うん。笑
違うの?』
「いや、そうなんだけどね、
、、、あんまり人に言わない方がいいよね?」
『え?、、、んー
Aが言いたいって思った相手なら
俺はそれでいいよ。』
「ほんと?
ハジメに聞かれてね、
嘘つきたくないなって思ったの。」
Aがよく口に出す
従業員の「ハジメ」ってやつ。
俺がAと仲良くなって
店でよく話すようになってから
そいつにいつも裏から
見張られるようになったのは
気づいてた。
最初は付き合ってるのかとも
思った。
結果、違ったけど、
アイツはたぶん、Aに気があるんだと思う。
なんとなく、男の勘。
そりゃこんだけ可愛いAがいて、
惚れないわけないよな。
「ただのビジネスパートナー
なんて言ったけど、
たぶんハジメがいなきゃ
私1人じゃここまでやってこれなかったと思う。
大切な仲間なの。
だから、隠し事とかしたくないし、
私、幸せだよってちゃんと話したい。」
Aにとって、
ハジメってやつの存在が
大きいってことがよく分かった。
ちょっと妬けたけど、
俺が彼氏だって
ちゃんと話してくれるっていうのは
嬉しい。
『うん、分かったよ。
Aがしたいようにしな。』
「ほんと?ありがとう!」
俺のAだって、
牽制にもなるしね。笑
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作者名:Aym:) | 作成日時:2022年5月20日 22時