chocolate...【黄】 (ページ42)

今日:342 hit、昨日:568 hit、合計:259,616 hit

sweet...39 ページ42

、
、
、
、
目を覚ますと

大好きな照の腕の中にいて、

顔を上げると
照が優しい顔で
私の顔を見つめていて、

起きたはずなのに、これはまだ夢なの？

なんて思ってたら

「おはよ。」って笑った。

『おはよ、、、』

夢じゃなかった。

昨日の夜、

照にめちゃくちゃ長いキスされたのは

覚えてる、、、

けど、いつどのタイミングで寝たっけ？

「体調は？
　もう大丈夫？」

『うん、、、
　なんともないよ。』

「そっか、良かった。

　今日どうする？何する？」

『んー、、、』

そういえば、なんも考えて無かった。笑

『照に会いにくることばっかり
　考えてたから、
　他のことなんも考えてなかった。』

「なにそれ、可愛すぎ」

そう言って、照はまた
私にキスをしてきた。

やばい、これはまた
昨日みたいに止まらなくなる！

『あ！そういえば！

　気になってたショコラトリーが
　名古屋にあるんだった！』

我ながらよく思いついたと思う。笑

「お、いいね。
　ならそこいこ。」

『え？でもいいの？
　照大丈夫？』

自分で言っておきながら

急に申し訳なくなった。

「いいよ。
　俺のチョコ好きは
　Aにも負けない自信あるし。笑」

『ほんと？なら良かった。
　ちょっと調べてみよ。』

スマホでその店の場所を調べてみたら

『え！
　ねぇ、このホテルから近いみたい。』

「え、マジか。笑
　
　ならそこのチョコと
　適当にランチもテイクアウトして
　ここで食べながらゆっくりってのは？

　チェックアウト何時？」

『それいいね！そうしよ！

　チェックアウト延長できるって
　書いてあったから
　昼過ぎにしてもらお！』

さっそく準備して

出かけることにした。

ー

そのショコラトリーはほんとに
近いところにあって、

偵察がてらに

ショコラを全種類買った私。

照もそれなりに買ってた。

帰り道にあったカフェで

ランチも買って

さっそくホテルに戻ってきた。笑

『ただいまー。
　早かったね。笑』

「ごめんね。
　俺とのデートとか
　あんまり外、出歩けないから、、、」

『全然！平気だよ！
　私もともとインドア派だし。』

それでもちょっと申し訳なさそうな照。

『それに、、、
　人の目、気にせずくっついてられるから
　この方がいいよ。』

そう言って照に思い切り抱きついた。

「A、、、
　最高すぎる。」