chocolate...3【黄】 (ページ18)

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sweet...114 ページ18

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【Hikaru side...】

『あー！ねぇ
　何笑ってんの？
　私は怒ってるんですけど！』

ぎゅーって抱きついてたかと思えば
今度はほっぺを膨らませて
可愛い顔しながら

ポカポカと俺の胸を殴ってる。

なんでこんな可愛いの？

照「ごめんごめん。
　嫌われなくて良かったわ。」

『こんなに好きなのに、
　嫌いになるわけないでしょ！』

照「そっか。笑」

『…まぁ、あの人がきた時は
　正直モヤモヤしてたまらなかったけど、

　このモヤモヤの原因が
　ヤキモチだって分かったからね。

　それだけ照のこと好きなんだって思ったら
　愛おしく思えてきたよ。このモヤモヤも。笑』

照「なんだそれ。可愛いすぎでしょ。」

『ちゃんと照の言葉で
　照の目を見て話せて
　ほんと良かった。

　ごめんね！忙しいのに…
　押しかけるみたいなことして。』

照「俺も我慢の限界だったから
　むしろありがとう。」

『でも、疲れてるでしょ？
　時間大丈夫？』

照「Aと会えて疲れ吹き飛んだ。

　それに…

　俺の方こそヤキモチなんですけどぉ！

　目黒もラウールも、
　ふっかに翔太でしょ？だてさんまで…

　なんで俺が会えてないのに…」

『ほんといいメンバーさんたちだよね。
　大好きになっちゃった！』

照「ねぇーやめて。
　俺だけに言ってそれ。」

『ふふふっ照、大好きだよ。』

照「やばっ可愛いすぎ…

　俺は愛してる。

　ねぇ、さっきお預けくらったから…

　今度こそちゅーしてい？」

『ふふふっ聞かなくてもいいのに。』

やっと重ねられた唇に

ドワっと止められない何かが
溢れ出した感覚がして

頭がクラクラする。

そのままソファに押し倒していた。

マジでAのことが愛おしすぎる。

照「ねぇ…

　今日泊まってくよね？」

『もちろんそのつもりで来たよ？』

照「じゃぁ…もう我慢しないから。」

『え……お、お風呂は行けせて！』

照「じゃぁ一緒に入ろ。」

『えー…お手柔らかにお願いします…』

朝、かなり腰がキツそうな彼女。笑

そんな姿まで愛おしい。

照「A、はい、これ。」

『ん？
　これって合鍵？』

照「そう。
　またいつでも来て。」

『…うん！！ありがとう！！』