過去編8 ページ41
真波side
今はお昼ご飯の時間
オレはいつも通り(人1)と食べてるんだけど、なんか元気がないっぽい?
真『元気ないけどどうかしたの?』
貴『…碧井さんって、昔の私と似てるなぁって笑』
あぁ、そういうことね。
確かに友達もいらない、1人がいいってカンジだよね。
貴『…私、行ってくる!』
真『え?ちょ、どこに!?』
(人1)は走ってどこかに行ってしまった
〜(人1)side〜
碧井さん…どこかなぁ?
あと探してないのは…屋上!
私は走って屋上まで来た
バタン
勢いよく扉を開けた先には…1人でたたずむ碧井さんの姿があった。キレイ…ほんとにきれいだ。
凛『…アンタ、誰。私に何か用?』
用かって聞かれるとなにもないけど…
貴『わ、私!逢沢(人1)っていいます!
えーと…その…碧井さんと友達になりたいです!』
碧井さんは目をパチパチした後、目を細めて、とても冷たい目で
凛『…悪いけど…私は友達なんていらない。
関わらないで。』
そう言って屋上から出ていってしまった。
私と同じなんだ。確信した。
山岳…こんな気持ちだったんだ…
ねぇ、山岳。次は私があの子を救う番だよね。
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作者名:七海 美羅 | 作成日時:2015年4月13日 19時