僕等のマンネは片思い【SVT】4 (ページ5)

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VRゲーム大会ページ5

ウォヌ side

ずっと気になっていたVRゲーム機を買ったのが今日届いた
リビングにあるでかいテレビに繋げて設置してれば気になったメンバー達が集まる

大所帯なお陰でゲームが好きなメンバーも多い
上手くなくても話題になったVRゲームは気になるのだろう

you『どんなゲーム買ったんですか？Aもちょっとやってみたいです』

WN「おん、待ってな。もうちょっとで準備出来るから」

SC「どれどれ、ソフト見せて……おーこれ大丈夫か？」

ホラー系のゲームとFPS系のゲームだ
どちらもAには難易度が高いゲームだろう

WN「よしっAおいで一番にやらせてあげる」

you『やったぁー』

WN「これがコントローラーだから両手に持って、ゴーグルも、どう？映ってる？」

you『うんうん、すごいっ』

コントローラーは片手ずつ独立してる握るタイプのものだ
テレビに映ってる映像が今Aがゴーグル越しに見ている映像のようだ
頭が動いた方向の映像が映し出される
リアルで楽しそうだ

WN「チュートリアルだから大丈夫だとは思うけど…」

you『怖いやつなんですね……』

WN「ごめん、でも近くに居るから」

you『はい、、何か影が…何か後ろにいますよね…腕動いてたらパンチできますか！？』

WN「いや、素手じゃ…」

you『今度は上…？怖いよぉ上向けない、目開けられない』

SC「はは、結構怖いな…」

ドンッと大きな音がして幽霊だか怪物が目の前に急に現れる
不意打ちでAも目を瞑る暇もなく見てしまったのだろう
大絶叫からの大泣きだ

you『や"っやぁぁああーっ、怖いよぉ！やだっ』

WN「ちょっと、ゴーグル取ったからっ、取ったから落ち着いて」

you『ふぇ…ふぐっ怖がらせちゃやなのに』

JS「今の叫び声なんだ？何事？」

JH「やーお前らうるさいよ、なんだって…」

マンネが大泣きしてるのが目に入り今来た全員の動きが止まる
普段怒られる事も少ない俺だけどさすがに今日は怒られそうだ
俺もやっていい？と聞いてくるクプスヒョン以外の顔が強張ってる

JS「スンチョルとウォヌ…怖いの苦手なマンネに何をやらせてるの？」

SC「いやAがやりたがっ…」

WN「ごめんA、それにうるさくしてごめんヒョン達」

JS「ん、仲良くね。あとスンチョルはゲーム禁止」

SC「えっいやだ、ごめんっ、ごめんって！」

you『うるさくしてごめんなさい、Aは見学にします』

そのままシュアヒョンは部屋に戻り、ジョンハニヒョンだけ残ってAの隣に座る