僕等のマンネは片思い【SVT】4 (ページ35)

今日:6 hit、昨日:18 hit、合計:84,821 hit

・ページ35

ジョンハン side

Aが笑顔で練習室に戻ってくる数分前にミンギュが騒ぎ出す
どうやらジョングクのアカウントでストーリーがアップされ、
後ろ姿でAの頭に手を乗せて顔にステッカーだらけの笑顔なジョングクのツーショ画像だ
ミンギュが見せてきたが見なきゃ良かった

俺は心が狭いんだ

you『ただいま戻りましたー』

MG「あ！Aっこれジョングクが勝手に載せてたけどオッパが怒っとくから安心しろ」

you『それ私がやりたがってて、グクオッパが代わりにしてくれたんです、ふふ』

MG「え…それって」

JH「ミンギュうるさい、練習しろ」

you『ハニオッパ！指輪の飴がねー見て見て』

そう言って、んべーと舌を見せてくる
俺以外のメンバーはその姿に笑っているが俺は無表情のままだ
見えてないのかと不思議そうな顔をしているAの頬に手を添える

JH「色付いちゃったか」

you『んふふ面白いでしょ？オッパは何色でした？』

JH「俺は赤だから」

you『さすがオッパ、そこまで計算してるなんてイケメンは違います』

JH「Aだって紫でそんなに変わらないだろ」

HS「やーAなんで赤ずきんちゃんの格好？俺に言えば相手役は俺がしたのに」

you『スタッフオンニが選んでくれました、子供っぽいですか？』

HS「すっごく可愛い」

you『えへへへ』

JH「やーホシ相手役って言うけど王子役は俺だよ」

HS「ヒョン！王子と言えば俺じゃん」

JH「Aはどう思う？相手は俺だと思わない？」

you『王子様で相手で…うーん』

悩んでる振りをしているのだろう
多分相手は悩むまでもなく決まっている

you『うーんAには沢山、たっくさん王子様もオッパもいますから、選べないけど…今日で今だけは13人程います』

HS「俺も含まれてるなら許すっ」

JH「俺は嫌なんだけど？」

you『イヤなの？わかりました…ハニオッパは王子様じゃないです』

HS「王子じゃないヒョンは放ってあっちに行こうA姫」

you『はいっ』

舌打が出そうになるのを飲み込んで手を繋いでスキップで俺から遠ざかるホシとAを見ながらため息が出る
謝って素直に王子枠に入れてもらおうとノロノロと歩き出す

今年のハロウィンも変わらず皆で騒いで終わるみたいだ