僕等のマンネは片思い【SVT】4 (ページ23)

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ジョングク side

自分もAを送っていくとしつこいジミンヒョンを無理矢理追い出すのに成功して一息ついてると手を握ってくる

JK「どうした？」

you『ううん、あっオッパ忙しすぎて疲れてないですか？』

JK「そうだなぁ、Aと毎日会えればもっと頑張れるんだけどな」

you『それ、Aも！本当にそう…』

JK「疲れてる？そんなに沢山頑張らなきゃって思っちゃうのか？」

you『ううん寂しくなるの、頑張っても足りてないんだと思う…』

JK「そーゆ時にオッパを頼れよ、Aの味方はずっと俺だろ？」

you『安心させるのも妹の役割でしょ？あといつまでもダメな部分を見せてたくない…』

JK「ダメな部分なんてどこにあるんだよ、そんな部分だって大事なんだから」

泣きそうな顔で抱きついてくるから強く抱きしめかえして
頭からおでこにチュッチュッと音をたててすれば
いつまでも子供扱いしてそーゆ事しちゃヤダと言われる
ショックだ、反抗期なのか…

この後は帰るだけか聞けば練習があると言うから驚く
当然送っていくつもりだ
肩に腕を乗せて歩いてたが重いと言われればイタズラ心が湧き出して
両腕を肩に絡ませて少しだけ体重を乗せれば乗り掛かってるようで運ばれてるように見える
健気に兄を必死に運ぶ妹の図は従業員も笑顔にさせたようだ

you『ゔぅーっオッパ！重いです』

JK「これから練習だって言うから運動がてらいいだろ」

you『よくなっ…もっ限界』

JK「セーフ！」

潰れて床に転ぶ前に肩に回してた片腕を腰に回して持ち上げる
そのまま抱き上げて顔を見れば
重さで赤くなった顔を膨らませて拗ね顔のA
思わず笑ってしまうが、しまったと思った時には既に遅く
抱き上げられたまま俺の肩越しをポカポカ叩く

JK「ごめんって」

you『色んな人達に笑われて恥ずかしいのにオッパまで笑って、もうっ』

JK「違う違う、皆かわいいなーって見てたんだよ」

you『それでも恥ずかしかったんだから』

JK「ほら、着いちゃった」

you『オッパ？寂しいの？』

JK「そりゃ寂しいよ」

you『えへへへへ…仕方ないオッパですねぇ』

言動が伴ってないが嬉しそうだ
抱き上げられてるAが俺に抱き付き
背中に回した片腕でトントンと叩く
耳元で大丈夫だと囁かれる
いつでもオッパの事考えてるし、いつでも連絡して、と言われ
俺の台詞だと思ったが笑顔にされしてまったから素直に礼を言う

練習室に入るのを見送れば、また寂しさが込み上げるから軽く頭を振る