僕等のマンネは片思い【SVT】4 (ページ21)

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運命さえページ21

ジョングク side

俺がずっと夢に見てきて、だけど叶わなかった事の１つが叶う
Aと同じ系列会社だ、同じ社屋になる

これからは嫌でも同じ会社で顔を合わせられる

you『オッパ見つけたー少し迷っちゃうかと思った』

JK「だから迎えに行くって…ほらこっちきて顔を見せて」

you『んうー今日はメンバーのオッパ達はいないの？』

ウリウリと頬を捏ねてたらヒョン達の話題が出るせいで少し不機嫌になりかける
俺はいつだってAにだけ会えれば満足だけど
Aは他も気にかける

JK「俺だけじゃだめなの？」

you『ううん、皆でご飯なのかと思ってたの、皆いれば沢山頼めるよ？』

JK「２人でも沢山頼めるって、それにヒョン達に会わせるとAと話せなくなるからオッパは寂しいんだ」

you『オッパ！そんな事言われると胸キュンてやつです』

JK「おーどんどんしてくれ」

you『それにしてもすごい社屋ですね、こんな大きな会社にいるオッパはすごいです…尊敬』

JK「うはっAだって同じ社屋じゃないか、それよりも何食べるんだ」

you『えーと、うーんと、肉！』

JK「ったく全然悩んでないな、トンカツだな」

you『色々なのを沢山食べるっ』

JK「最近痩せただろ？」

you『ぜんっぜん痩せてない…』

こーゆ時のAは頑固だ
男２人でも食べきるのが大変な量をペダルで注文すれば待つのみだ
Aを膝の上に乗せて後ろからぎゅうぎゅう抱きしめれば痛がり
Aの頭の上に顎を乗せてガクンと顎を動かせば痛がり、少し意地悪しすぎたと思い笑いながら謝る

you『もう笑ってて本当に悪いと思ってないでしょ？ちゃんとしてくれないとオッパとはもう次からご飯食べないからね』

JK「ごめんって、ちゃんとって？」

急に俺の顔を見るために上を見上げるように顔をあげるせいで俺との顔の距離が近くなる
平常心を装いポーカーフェイスを気取って聞き返すように顔を横に倒す

you『もうお腹が空きすぎてぐーぐー鳴ってるの分かる？力が入らないからちゃんと支えてください』

JK「もうちょっとで届くから沢山食べてオッパの大事なほっぺを付けなきゃな」

you『すぐ太らせようとする、減らすほうが大変なのに』

そのタイミングでノックが聞こえる
スタッフヒョンに受け取りを頼んでたのが今届いたようだ
お礼を言いながらドアを開けると笑顔の望んでない相手に思わずドアを乱暴に閉めてしまう

Aが不思議そうな顔で見てくるが
どうしてもドアを開けたくない