僕等のマンネは片思い【SVT】4 (ページ17)

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you side

起きると椅子に座ってベッドに突っ伏して寝てるオッパを見て申し訳ないと思いつつも安心する
一晩中、手を握ってくれてた事に嬉しい気持ちになる

オッパの手に顔を近付ける、私の好きなスンチョルオッパの匂いはしない

昨日止めることもしなかった涙のせいで目が腫れてひどい状態なのが見なくても分かる
せめて水で顔を洗って少しは腫れを引かせようかと立ち上がる

SC「ん、A起きたのか？」

you『は、はい、あの顔洗ってきます』

SC「目大丈夫か？痛いとこはない？」

you『見ちゃだめ。顔浮腫んでるから』

SC「わかったわかった、じゃあ迎えの連絡だけしとくから」

小走りで病室にある洗面台でバシャバシャと顔を洗う
酷い顔、戻ってこの顔を見せなきゃいけない事に絶望する
幸いフードがある
宿舎に着くまでに腫れが引いてくれますように

you『オッパ昨日はありがとうございます、疲れてるのに椅子で寝かせちゃってごめんなさい、もっとしっかり…』

SC「やー何がしっかりだよ、謝るのも嫌だ、やり直し」

you『皆の負担にならな…』

SC「違う。ほら座ってこっち向いてごらん」

ベッドに座らされてフードを脱がされ、両手で顔を包んで上を向かされる
恥ずかしさで目をギュッと瞑りオッパの腰回りの服を両手で握る

SC「こんな腫れるくらい泣いて、怒っていいくらいだ」

you『ふふっオッパが怒ってくれるから』

SC「オッパにしてほしい事は？今日だけ特別」

you『んー宿舎まで手、繋いで。あとご飯…お肉食べます』

SC「よし、美味い店見つけたから沢山食べな」

そろそろ車到着するから行こうと言って手を繋いでくれる
嬉しくて笑みが我慢出来なくて顔が緩んでしまう

you『まだ朝だけどお店やってますか？』

SC「一度宿舎戻るか？夜でもいいぞ」

you『皆に先に謝ったほうg』

SC「謝るのはなし、帰ってきてやったぞって態度で帰るぞ」

you『はい…』

そんな態度が出来るか不安で小さな声で返事をすると見透かしたように繋いだ手に少し力が加えられて何度かぎゅうぎゅうと握られる

オッパを見上げれば笑顔で見つめ返される

既に車が到着していて後部席側のドアをオッパが開けてくれる

自動で横に開いてくドアを見てれば、マネオッパの他に人が乗ってるのに気付く
完全にドアが開いたと同時にジョンハンオッパだと分かる

どうしたらいいのか分からないのと
自分の顔が酷い事に気付いて目を逸らしてしまう

見兼ねたクプスオッパが先に話しだす