僕等のマンネは片思い【SVT】2 (ページ42)

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それぞれのBirthday祝いページ42

ジョンハン side

メンバーの誕生日はカラットの為にあると言っても過言ではない
だけどAの誕生日は僕の為にあると思っている
いや過去形だ、思っていた

今年は僕以外の奴に譲ろうと考えてる

それなのにそんな大事なAの誕生日に仕事が僕と２人きりだ
僕の善意を返してほしいくらいだ

うそだ、これっぽっちもそんな事は思っていない

それに実際は日付を跨ぐ時に一緒ってだけだ

JH「Aや、誕生日は誰かと過ごすの？ジョングクやスンチョル？」

you『明日？明日は皆と一緒にVライブしてもらう予定…ですよね？』

JH「そのあとは？」

you『んー？何もないですよ？グギオッパと会うのは数日後だし…他に？いませんよーVエプが楽しみ』

JH「ちょっ、え？スンチは？」

you『ないです、ないですっ。な、なんでスンチョルオッパが出てくるんですか…』

ここまで顔を赤くしてるのにバレてないと思ってるのがすごいよな…
スンチョルはパボだから気付いてないんだが
Aが不憫に思えてくる

JH「オッパがクプスに言ってやろうか？リーダなんだからマンネの誕生日くらいしてやらないとって」

you『だ、だ、大丈夫です…それにAは今年もハニオッパがお祝い…』

僕の事を話してるっぽかったけどどんどん声が小さくなるせいで聞き取れない、頑張って耳を近くに寄せるが聞こえなかったせいで聞き直すが俯いてしまう

JH「やーどうしたんだよ、遠慮しなくてもクプスに頼むくらいオッパでもしてやれるよ、待ってな」

you『やっ違う、違います。Aはジョンハニオッパが今年もお祝いしてくれるのかと…おも、思ってて…誰とも、もぉ…うー』

僕がスマホを取り出したのを制止し
勢いで途中まで言葉を言ったと思えば
そのまま顔を腕で隠してうずくまってしまうから驚く

頭の中で言葉を反芻すれば僕に都合の良いような内容に思えてくるから
ばかみたいに聞き直してしまう

JH「僕が今年もお祝いしてくれると思ったの？」

you『う…あの、何も言われてないのに…A図々しい…恥ずかしいです』

僕の顔に熱が集中するのが解って
赤い顔を見られたくないのと緩みそうになる顔を隠すために
右手でおでこを触ったまま下を向いてしまう

やばい、こんな不意打ちされて耳まで真っ赤だろう

you『オッパ？あの気にしないでください、勝手にAが思い込んでただけで困らせるつもりなくて』

JH「はは、違う違う困ってないよ、まって」

しっかり表情管理しろ、僕

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