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ページ40

ミンギュ side


俺が体育座りしてる足の間にちょこんと座って、怖いと俺の方に向いて抱きついてくるから俺は映画どころではない。
常に顔が緩みっぱなし
怖い怖いと抱きついてくれば頭を撫でて抱きしめ返すのに忙しいし
映画の展開が安心で観てる時も俺の腕は離さず
怖くなりそうなら俺の腕で自分の目隠しをするのに必死でAを見てるほうが何倍も楽しい

恋人ならこのままキスしていた


you『いやぁーっ、お、オッパ?この映画はまだAに、には早かったみたいで、す…うわぁーーーっ』

MG「うぁははっ、だなーヨシヨシ、違うの観るか?」


ドンッドン
ガチャンッ


WN「やー、お前ら何して…おい」

SC「おいっ騒ぎすぎだ…ろ」


ウォヌヒョンとクプスヒョンが勢いよく扉を開けて入ってきた時には
部屋の明かりが消えて俺とAが抱き合ってるもんだから慌てて引き剥がされる
ウォヌヒョンに引き離されたAは俺から離されるのを嫌がりながら半泣きだから余計に驚いてる


SC「ミンギュ!お前Aに何した!?」

MG「ヒョン誤解だって…離されてA嫌がってるじゃん」

you『エギ、エギなのに、女の子が怖いんです…オヌオッパ』

WN「うん、サッパリわからん」

MG「映画!ホラー映画観てただけだって!本当にいつも邪魔される…」

SC「なんでわざわざ苦手な映画観させるんだよ、怖がって寝かすの大変だ」

you『Aが…観たいって言いました。女の子可愛かったから…大丈夫だと思ったんです、今から違うの観ます、オッパ達ごめんなさい』

SC「ったく、静かにな?あとお前達離れて観ろよっ」

WN「俺も観ていい?」

MG「だめです、出てってください」


そういって無理矢理部屋から追い出して今度はお子様向けの安心安全映画を観る事にする


you『ミングオッパ、にはいつも迷惑かけてしまって…お世話してくれてありがとうです』

MG「うわはははっ何それ、Aの面倒見るのが楽しいんだよ、ほら映画はじまる」


さっきと同じ体勢で時々笑って会話しながら観てれば
Aの体温があがって眠いかなとか考えてれば眠ってしまうから本当に赤ちゃんみたいだ

後ろから抱きしめて顔にかかってる髪の毛をどかしたり頭やこめかみにポッポして我に返れば切なくなる

今、腕の中にいる女の子が俺のものじゃない事もそうだし

完全に安心しきって眠ってる姿から俺は男に見られてないんじゃないかと自信を無くす

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作者名:はるた | 作成日時:2022年4月10日 5時

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