僕等のマンネは片思い【SVT】2 (ページ37)

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ジョンハン side

うなじを触った段階でディノだけじゃなくて全員が騒ぎ出す
僕が付けた跡に触れる

SC「おい！ジョンハナ何やってんだ」

DN「ヒ、ヒョン！やめてください、Aは何もしてないでしょ」

意味の分からない事を言ってるが何も頭に入ってこない

Aは不思議そうに振り返り僕を見て周りを見渡す

夢でも幻覚でもなかった。

JH「ネックレス……嬉しいって言ったよな」

you『練習だから』

JH「看病ありがとう」

you『ううん、何も出来なかったです』

DN「何を言って……」

僕が気付かなかったら黙ったままのつもりだったのだろう

いつだってそうだ、気付かないとこで甘やかされてる
普通なら恩を着せてもいいような事柄でも謙虚にして驕らない

多分今だって僕と話して嫌われない事だけに気を遣ってる

JH「Aごめん、本当にごめん。オッパが全部悪い」

you『あ…違っ』

JH「違わない。大事だからって縛りつけるばかりで、更に傷付けて。僕のが子供みたいだ」

you『いつもAが子供で居させてくれてるのはオッパ達だから…たまにそーゆ事があっても良いです』

JH「Aが居なくなるのに耐えられるはずがないのに脱退しろなんて…」

思わず涙が出そうになる
泣くな、僕が泣いていい場面じゃない

JH「思ってない、本当にごめんなさい。Aサランヘヨ」

you『あり…っひく、ありがとうござ…います』

JH「これからは応援出来ない事も沢山あるけど、見守る事は出来ると思う。抱きしめていい？」

you『オッパが嫌って言っても一緒って言ったでしょ』

小さい子みたいに泣きながら抱きついてきてくれるから頭ごと抱き包む。

グループの危機は去ったけど
恋の危機は現在進行形でずっと続いていくと思う

多分僕はずっとAを愛してる

少しだけ大人になってAが誰を選んでも強がって笑顔で良かったねって言えるようになろう

一番は僕を選んでもらいたいけど
何よりもAの幸せを考えられる兄でいよう