僕等のマンネは片思い【SVT】2 (ページ14)

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ジョンハン side

Aは泣きながらふるふる頭を横に振ってる。
あぁ言われたくないんだよな

SC「仲直りするんじゃなかったのか…？」

you『わからな…ハニオッパには彼女いるのにAは友達すらダメで、あれもこれもダメで、悪い子で、妹じゃな……っき…嫌われてしまいました』

SC「何言って…」

JH「もう連れてけよ」

SC「だめだ、今日中に話しつけろ」

JH「無駄だ」

スンチョルに抱きついて泣き続けてるAを見ると痛々しい気持ちになるけど今はそれだけだ、嫉妬とかはない
実際疲れてる。
ずっと嫉妬ばかりだ、幸せを感じるよりも嫉妬してる事のほうが多い

SC「Aもずっと泣いてたら目が腫れるよ、冷やす物持ってくるか」

you『やっスンチョルオッパ一緒にいてください…』

もうウンザリだ
何を見せられてるのか、これ以上惨めにさせられるのはごめんだ

JH「Aや、ごめん、悪かった。もう縛ったりしないから。今まで辛い思いさせてごめん。もう好きにしていいから」

you『ハニオッパ…本当に嫌われちゃったのですね。これも返します…すごくすごく高価って聞きました』

ネックレスを外そうとする
返されても困るから言葉だけで止めさせる

JH「嫌ってないよ、ちゃんと妹だ。もう嫌がるような事はしないし縛るのも卒業。それはAの事を考えて買ったから付けてくれなくていいから持ってて」

そこまで急いで言ってから明日のために寝ようと会話を無理やり終わらせてスンチョルには目を早く冷やしてやってくれと言って部屋から２人を出す

本当に泣きそうだ
嫌ってるのは僕じゃなくて君のほうだ

明日から表面だけ仲のよい間柄になるだろう
多分僕の気持ちを整理する時間が必要だ

もうAを束縛できないし僕自身も別のことに興味を向けるべきだ

数日はカラットもよく見てるから騒がれた
ただ数日だけだ、見慣れればこれが日常になる

Aの周りは常に心配してくれる人が沢山いるから大丈夫だ

多分ネックレスも外してるだろう
大事に持っててくれてるだけで御の字だ

僕の恋の話しはここまでだ

また秒針が動き出すにはしばらくの時間と休息が必要だ