ひまわりの約束_2 (ページ17)

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夏の夜も星が綺麗で
キラキラと輝いていた・・・

____トントン_____

『えっ？』

びっくりして振り返ると

そこには
　

.

.

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.

４「アンニョン」

え？
なんでヨンフンが？

私は咄嗟に手紙を隠した

『どうしてここに？』

４「家にいなかったから・・・」

ヨンフンはいつも通り家に
寄ってくれてたんだね・・・

ごめんね・・・

『ヨンフン・・・ごめんね。』

４「・・・それはなんのごめんですか」

『えっ。』

４「さっき隠した手紙・・・僕のファンからですか」

『・・・ううん。』

私は咄嗟に手紙をカバンの奥に押し込んだ。

４「隠さなくていいです。見せて」

ヨンフンは優しく手紙を受け取った

.

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ヨンフンは黙ったまま手紙を折りたたみ

空を見上げた

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４「A。僕、人生で一番幸せな時間を過ごせたんです。

Aと出会って、毎日が愛おしくて・・・

あ～もう、こんな人二度と現れないんじゃないかなって・・・
そんな風にずっと思ってました・・・

今でも思ってます・・僕は・・・ずっとAを愛してます。

それは・・・ずっと変わらない・・・
辛い思いさせてごめんね・・・

でも・・・ほんとは・・・離れたく無いです・・・・
でもどうすれば・・・」

ヨンフンがカタコトな日本語で一生懸命話してくれた。

涙が溢れた・・・
止まらなかった・・・

『ヨンフン・・・』

ヨンフンを見るとヨンフンも涙を流していた・・・
初めて見るヨンフンの涙

胸が苦しくなった・・・

私こそごめんね・・・

でも・・・私から言うね・・・
ヨンフンは自分から「別れよう」って言えないと思うから
きっとそれはヨンフンの優しさだから・・・

『ヨンフン・・・今までありがとね・・・別れよう・・・』

4「・・・っ」

＿沈黙が続いた＿

『私たち・・・また会えるかな・・・』

４「・・・僕はいつでもステージにいます...僕は絶対に、Aを忘れない」

『ヨンフン・・・っ
愛してるよ。全部が大好きだったよ・・・
幸せにしてくれてありがとう・・・っ』

私達は最後のキスをした。

それは深くてしょっぱくて

胸に突き刺さるようなキスだった。

今までありがとう。

私は貴方と出会えて幸せでした。

貴方を愛せて幸せでした。

そして、なにより

大切にしてくれてありがとう。