_15 ページ15
-------------------------------------------------------
________18時_________
4「いきましょ」
私達は誰にもバレないように
事務所の裏口から出て
細い通りに出た
『どこにいくんですか?』
4「そろそろ敬語?やめましょ?^^」
『でもっヨンフンさんは年上で___』
4「そのヨンフンさんもやめましょ^^」
『じゃあなんて?』
4「ヨンフンでいいよ!」
『いやいやっ韓国の人って、目上の人やお兄さんとかにはおっぱとかつけるんじゃ』
4「ぶはっ!wwwAは日本人です。無理につける必要ないです」
ヨンフンは自然に私を呼び捨てで呼び、胸がキュッとした。
『わかったよ。ヨンフンって呼んじゃうよ?』
4「はぁい」
私達はのんびり細い道を歩いた
そういえば、本当にどこいくのかな?
『ヨンフン・・?』
4「今日は僕の好きな場所に連れてってあげる^^」
『好きな場所?』
4「はい。たまにそこに行っては“がんばろう”って自分に言い聞かせてるんです」
『そんな大切なところに・・・いいの?』
4「もちろんです」
『ありがとう』
4「暗くなりましたね」
そういえば
あっという間に外も暗くなったなぁ
『そうだね』
その瞬間、ヨンフンの手とわたしの手が繋がった
『えっ?』
4「手を繋ぎたかったんです」
『どうして?』
4「さぁ^^」
ヨンフンは何もわかってない。
今私の心臓はものすごいスピードで動いてるんだよ・・・
ただ有難いのは、
外が暗いお陰で、自分の顔が真っ赤な事に
気づかれないという事///
4「そろそろカフェに着きます。」
そのカフェはおばあちゃんがホールとキッチンをしている
小さなカフェだった
おばあちゃん1人でやっているのに
とてもお洒落なカフェで
まさに穴場って感じ?
4「ここは何でも美味しいんです」
『へぇじゃあ私、ミルクコーヒーにしようかな』
4「わかりました。奥のテラス席で待っててください^^」
『うん』
ヨンフンさんは私の分まで会計をしてくれた。
さりげない行動にドキドキしてしまう・・・
----------------------------------------------------------------------
43人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:わたあめ | 作成日時:2020年2月13日 11時