検索窓
今日:2 hit、昨日:13 hit、合計:10,910 hit

きっと大丈夫 ページ24

ASide







息を大きく吸い込み、音を待つ








これはすばさんが本当に最後に選んだ曲や









そしてうちがなぜ歌うのか









全部を考えた









答えは、まだでえへんけど、









今うちにできることは









この歌を心を込めて歌うことやと思った



















ありがとう ありがとう








君の笑顔が僕を支えてくれていたんだ








どうか涙は隠さないでいて








その雫が明日を照らしている



















照れ隠し、なのかもしれへん








本当はこんなに素直に思いを伝えたいのに









自分の口からは言えない、なんてね、









そう思ってすばさんと目を合わせようと思って









歌い終わってから









ステージの上からすばさんを探した



















A「すばさん、??」


















その声にいつものぶっきらぼうな返事はなかった









どこからも声が聞こえんかった









A「すばさん、?!」









うちの問いかけを聞いてた会場中の人が









辺りを見回した









それでも、いなかった、









横「どこ行ったんやあいつは!!」









信「勝手に旅立つつもりやったんか、、」









隆「そんな、、!!」









淳「とりあえず僕らも手分けで探します!」









望「どこいってしまったんや、、、」








会場は騒然となった








A「すばさん、、、」ポツリ







すばさんはやっぱり、もしかして、、









うちはそのまま会場を抜けて走り出した

旅立ちの前に→←楓



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
187人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆいはん | 作成日時:2018年7月7日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。