考え ページ2
望Side
試行錯誤してみたものの
望「予算が少なすぎや…」
なんせそう、予算が少ないねん…
大々的な芸能人を呼ぶには少なすぎる！！
たぶんローカルタレントさんも呼べへん！！
でも… あんな事言うてしまったし…
A「あれ、のんちゃんお帰り
いつの間に帰ってきてたん」
部屋で悩んでた俺のところに
入ってきたんはA
望「あ、ただいま」
A「もうすぐ大学祭やない？！
今年は誰が来るんやろね〜！」
また、オリンポス富田やろか！なんて
A自体はオリンポス富田が好きやから
去年もひとりだけ大興奮やったんやけども
望「今年は… まだ呼べるかわからへんねん…」
A「へ…？なんでなん…？
オリンポス富田も呼べへんの？」
うん… ちょっとオリンポス富田も難しいかな…
望「予算がな、少なすぎて、無理っぽいねん」
A「そんなぁ…」
まあ、そうなるやんな…
望「でも、俺、大物呼んだる！言うてしまって
今ピンチやねん…」
A「そりゃ困るに決まっとるわ…
濱ちゃんとか神ちゃんとかに聞いてみたら？
なんかええ人知っとるかも知れんで？」
Aはそういいながら
鼻歌を歌いはじめた
それを聞きながら俺にはある考えが浮かんだ
Aの鼻歌…
濱ちゃんや神ちゃん…
大学祭が行われんのはなないろ病院の
休診日である日曜日…
望「…これや」
A「へ？」
望「俺は思いついたで！！！」
俺はそのままリビングに走っていった
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作者名：ゆいはん | 作成日時：2017年10月13日 22時
