月曜日 ページ7
ののside
「蓮先輩…アニメの中ですけど、あーゆーヒワイなやつはやめて下さい」
「ヒワイー？そんなことはないと思うけどなぁ？」
ちょこんと首をかしげる先輩。
ヤバイ、こんな顔されたらもう私がもたない…
おっほん、と大袈裟に咳払いをして私は続ける。
「第一、文化祭でお客様に発表するんですよ!? 一般の方もいる中で…って、伸介先輩、それなんですか？」
扉の前で伸介先輩はビデオカメラを構えている。
「いやぁ、オフショット的なのも入れといた方がいいと思って」
「オフショットなんて言ってる場合じゃないです、台本をどうにかしないと…」
と問題の蓮先輩を見る。
「蓮先輩…？」
いない。飛鳥も浩介先輩もいない。
「逃げました…？」
伸介先輩はニコッと微笑む。
「ののちゃんの話が長いから、みんな帰っちゃった☆」
こんなマイペースでアニメ制作なんてできるのか。
ムカついてダッシュで学校を出る。
「明日になったら、台本の件について決着をつけるんだからぁ！」
夕焼けに染まる校舎に向かって私は大きな声で叫んだ。
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さやや - あぁ、私の学校にもこういう部活があったらいいな〜としみじみ思いました。説明がスッキリしていて読みやすかったです！ o(^_^)o (2017年5月2日 21時) (
レス) id: 6098e20f9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：姫元花凛 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mousounatumi/
作成日時：2017年1月3日 16時
