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金曜日 ページ5
ののside
「うちは無理です」
まだしつこくくる蓮先輩に真顔で返す。
「飛鳥くんはOKしてくれたのになぁ〜 って、これ見てくれる？」
蓮先輩はニコッと笑うとスケッチブックを取り出した。
ページをめくると、そこにはアニメの主人公であろう女の子と男子が描かれていた。
「かわいい…」
茶髪でセミロング、そして肌は真っ白で幸せそうに笑っている女の子。
横には蓮先輩の字で『愛理』と書かれていた。
横の男子には『理玖』と書かれている。
「あいり、と りく ですか…」
男子は飛鳥をイメージしたのであろう、そっくりである。
もう1ページめくると、愛理がたくさん書かれていた。
つぶらな瞳に見つめられると、この役をやりたいという気持ちが湧いてきた。
「………やります」
私の口は勝手に動いていた。
ヤバッ、と口を抑えた時には蓮先輩はニコニコしながらもう一冊ノートを取り出した。
「これ、台本だからよろしくね」
蓮先輩め…最初からやらせる気だったな…
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さやや - あぁ、私の学校にもこういう部活があったらいいな〜としみじみ思いました。説明がスッキリしていて読みやすかったです！ o(^_^)o (2017年5月2日 21時) (
レス) id: 6098e20f9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：姫元花凛 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mousounatumi/
作成日時：2017年1月3日 16時
