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百二五の感情 ページ10

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「ふざけてやがるなァァ…」



そう言って、

ユラユラと黒い気を出し始める実弥



そんな実弥に、

炭治郎はあたふたと慌て始める







「えっ?いやいや真面目です!!不死川さん、おはぎ大好きですよね?不死川さんちで稽古つけてもらっていた時、ずっとほのかに餅米とあんこの匂いがしてたし、戻ってくるたびに抹茶とおはぎのいい香りがしてたので……てっきり…」







その炭治郎の言葉に、

私と義勇は目を見開いた


その裏腹に、実弥は黙り込んだまま…






「不死川は…、おはぎが好きなのか…」






その義勇の発言と、






「おいしいですよね!おはぎ!こしあんですか?つぶあんですか?俺もお婆ちゃんのおはぎが大好きで…」






追い打ちをかけるかのような炭治郎の発言に、

とうとう痺れを切らしたのか、

ボキャッと、下から突き上げるように、

炭治郎の顎を殴った






その一発に、

炭治郎は見事に気絶した




実弥は、

プンスカ、という状態でその場を後にしようとする



そんな実弥の背中に向かって、








「………図星か…」


「うるっせェ!!!!」







案の定、怒り、

振り向かずに歩いて行く





が、

何故か、実弥は立ち止まった


そして、体だけを私に向けて、

顔は口元だけが見えるように…、



何かを呟いた









「…え、なんて?」


「…っだからァ、__ェ……って、」


「…え??」


「…だからァ…っ!!」









すまない…、ガチで聞こえないんだ…


そんな私にも痺れを切らしたのか、

実弥は頭をガシガシっと掻いて、その場を去った









「(何が言いたかったんだ…?)」









私と実弥がこんなやり取りをしている時に、


義勇は気絶した炭治郎のお腹をつんつんと触って、

生きているか確かめていた






ーーーーーーーーーーーーーーーー
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最高順位15位ありがとです!
もうそろそろ無限城での戦いに入りそうですねぇ…。


お館様どうしよう…。。。


なにか意見ありましたらコメントよろしくお願いします!!

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いちご飴 - とっても面白いお話ですね!更新がんばってください!応援してます! (2020年6月5日 1時) (レス) id: 277b9199de (このIDを非表示/違反報告)
- とても面白くていっきにすべて読んでしまいました! 更新頑張ってください!! 楽しみにしています! (2020年5月20日 20時) (レス) id: bdd41f57a7 (このIDを非表示/違反報告)
マロ(プロフ) - 久しぶりの更新とても嬉しいです!!! 今か今かと心待ちにしておりました!! これからもずっと応援させて頂きます!! (2020年4月17日 18時) (レス) id: d8cf0d1c15 (このIDを非表示/違反報告)
雪もち - とても面白く拝見させて頂きました!更新楽しみにしています! (2020年3月31日 13時) (レス) id: 01ef15654f (このIDを非表示/違反報告)
かかす(プロフ) - それぞれのキャラの性格がしっかり掴めていてすごいと思いました!応援してます (2020年3月24日 23時) (レス) id: cb1c312403 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:牡丹 | 作成日時:2020年3月4日 10時

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