百四二の感情 ページ29
-竈門炭治郎 視点-
上弦と全く遭遇しない…
無惨のいる場所はまだ遠いのか!?
他の皆はまだ無事か!?
俺がそう思っていると、
俺の前を走っていた星埜谷さんが、急に立ち止まった
「ど、どうしたんですか?」
「…A?」
「……なにか聞こえないか…?」
そう眉を寄せ、星埜谷さんは言った
その瞬間、
______ガガガガッッ…!!!!
「「「!?」」」
大きな音と共に、
大きな揺れが、俺たちを襲った
「何だこの揺れは!!」
「ぎ、義勇さん!星埜谷さん!」
「止まって!!落ち着け!」
また誰か戦っているのか!?
…いや、違う
こっちに近づいている?
この匂いは…
俺が匂いに気づくと同時に、
星埜谷さんが上を向いた
「炭治郎!下がって!!」
星埜谷さんはそう言って、
俺の襟を掴み、後ろへ下がらせる
その拍子に、星埜谷さんは前へと出た
そして、
______ドォン…ッッ!!
「星埜谷…、星埜谷星埜谷…」
盛大な音を出して上から現れた鬼…、
その鬼、
顔をゆっくりと上げる
「会いたかったぞ、星埜谷ァ!!!!」
「猗窩座ッ…!!」
猗窩座は床を蹴り、
一直線へと、星埜谷さんを襲う
猗窩座が拳を振るう瞬間、
星埜谷さんは刀の柄を構えた
そして、
猗窩座の攻撃は、刀の柄に突き、
星埜谷さん諸共、吹き飛ばした
「A…っ / 星埜谷さんッ!!!!」
「瞬時に、刀で受けるとわなァ!!流石、俺を怒らせただけはある!!」
そう高笑いをする猗窩座を、
俺を眉を寄せ睨みつけた
「猗窩座アアアア!!」
ーーーーーーーーー
猗窩座、何気好きなんですよねえ…。←
1812人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いちご飴 - とっても面白いお話ですね!更新がんばってください!応援してます! (2020年6月5日 1時) (レス) id: 277b9199de (このIDを非表示/違反報告)
琴 - とても面白くていっきにすべて読んでしまいました! 更新頑張ってください!! 楽しみにしています! (2020年5月20日 20時) (レス) id: bdd41f57a7 (このIDを非表示/違反報告)
マロ(プロフ) - 久しぶりの更新とても嬉しいです!!! 今か今かと心待ちにしておりました!! これからもずっと応援させて頂きます!! (2020年4月17日 18時) (レス) id: d8cf0d1c15 (このIDを非表示/違反報告)
雪もち - とても面白く拝見させて頂きました!更新楽しみにしています! (2020年3月31日 13時) (レス) id: 01ef15654f (このIDを非表示/違反報告)
かかす(プロフ) - それぞれのキャラの性格がしっかり掴めていてすごいと思いました!応援してます (2020年3月24日 23時) (レス) id: cb1c312403 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:牡丹 | 作成日時:2020年3月4日 10時