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41 拷問 ページ45

A視点

今、私は()の隣を歩いている。

…別に変な意味では無い。

今日初めて師範から
鬼狩りをする許可が出たからである。

鬼はしっかり擬態していて側からみれば逢引だ。

ふふ、でもね、
そんなに下手くそなんじゃ気配消せてないよ?
ほーんと馬鹿ねぇ。

とっとと殺して楽にして、
惨めな人生から救ってあげよう。

あ、でも勝手に自分で森へ連れ込んだ
鬼殺隊でもない少女に殺されたら…
まぁ相応しい程度の死に方か。

にしてもこんなに奥に行かなくても良いでしょ。

此方だってしたいことがあるのに。

嗚呼、いいこと思い付いた。

師範のやってる稀血戦法ってやつをやってみよ。

例の羽織りは汚したくなと思い、
代用品の物の内から刀を出す。

取り敢えず、左腕をざっくり。

「…!はぁ。、この匂い!稀血ッ!」

理性壊れるの早。

擬態を解き、振り向いて飛び掛かってきた。

間一髪。避けられた。
伊達に継子やってる訳じゃないし。

ほら、集中。師範の方が早いでしょ。

その目には、下・陸の文字。

あの2人にもついていたけど…
全員に入ってるのかな?

本にも書いてなかったし…

「血鬼術、岩雪崩!!」

油断したいた。

背後から岩が転がってくる。

そうだ。

軽々と跳ね、岩に足をつける。
つまり、足の裏を押されている状態。

鬼の前迄押されたとき、
予想外だったのか術がとけた。

隙アリッ。

『全集中…風の呼吸 漆ノ型…勁風・天狗風。』

体を捻り、四肢を落とす。
うわぁ、こんなに硬いんだ。

鮮やかな鮮血…とっても綺麗、興奮しちゃう。

「なっ⁈」

驚いてる。

無論倒れたのでその上へ乗る。

そして…四肢が回復するごとに
高速で抉り取っていく。

んー、亡の要領で。

鬼はというと、
まさしく声にならない悲鳴をあげていて。楽しい…!

ブツンッ

誰かの何か?
私の何かが切れた音がした気がする。

『ねえねえ、貴方今どんなきもち?
 痛い?苦しい?辛い?無視?
 どうでもいいんだけどね。
 可哀想に貴方の存在自体
 無駄なことに気付いてないんだ。』

嗚呼、気持ちいなぁ。
切り裂いてお絵かきをしたりもしていた。

『惨め。本当に可哀想に。
 死にたい?ねぇ?
 じゃあ私が救ってあげないと。』

「…っ!」

…飽きた。あ、アレやらなきゃ。。

実は、私は死んだ鬼のパーツを
保存する液体を開発した。

目を集めるんだ。

抉り取って、容器に仕舞う。

聞き取れなかったが鬼が囁いたこと。

「お前…童磨か?」

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名無しのダレカ - 覇戮。さん» 言ってる!フツーに言ってる!でも見てて楽しいからなんでもあり! (2020年6月10日 17時) (レス) id: 51c86cb065 (このIDを非表示/違反報告)
覇戮。 - 名無しのダレカさん» 閲覧感謝です!伊黒さん…難しかったんですけど、彼女に依存してそうなので笑(ネタが…切れたとか言えない) (2020年6月10日 12時) (レス) id: c554519ff6 (このIDを非表示/違反報告)
名無しのダレカ - 順位獲得記念の『自害します』で「え?」ってなりました。(ちなみに涙目) (2020年6月9日 21時) (レス) id: 51c86cb065 (このIDを非表示/違反報告)
覇戮 - 神崎さん» すみません、続編は今日の夜投稿します。宜しくお願いします。 (2020年5月28日 4時) (レス) id: c554519ff6 (このIDを非表示/違反報告)
神崎 - 続編のパスワードって教えてもらうことはできませんか?できれば教えてほしいです! (2020年5月28日 0時) (レス) id: bf878b2d72 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:覇戮。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hal0-0/  
作成日時:2020年4月24日 20時

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