検索窓
今日:2 hit、昨日:17 hit、合計:46,869 hit

38 飲会 ページ42

A視点

『…御意。』

これも猗窩座と童磨に会うため。

上の立場にいた方が利用しやすくなると思ったから。

…なんて、自分に都合良すぎるか。

「じゃあ、Aには
 情報収集や分析を任せる。
 改めて、宜しくね。」

『はい、こちらこそお願い致します。』

「じゃあ、次の議題に移るね。
 A、降りても良いよ。」

『御意。』

師範にちょいちょいと、
人差し指で招かれたので隣へ移動する。

「頑張れよォ。」

『御意。』

若干の皮肉を交えた返事。
その後の柱合会議は、特に何もなく報告で終わった。

「Aちゃんッ!
 頭良いのね!かっこいいわ!
 キュンキュンしちゃう!」

終了早々甘露寺さんに抱きつかれる。

「蜜璃さん、力を緩めてあげてください。」

「はわわっ、ごめんなさい!」

めでたしめでたし、さて帰るか。

『師範、帰りましょ。』

「嗚呼、悪りィ、
 毎回柱合会議の後は飲み会なんだわ。」

飲み会??

「ではAも
 柱合会議に参加する者の一員として
 飲みに出たらどうだ?
 それともなんだ?俺らが嫌いか?」

伊黒さん…つよい。

半ば押し切られる感じで出席することになった。









「おらおら!お前らもっと派手に飲み散らかせ!」

現場は宇髄宅。毎回行けるところに行くらしい。

びっくりしたことに
宇髄さんには3人もお嫁さんがいた。
…で、今その3人に囲まれている。

「きゃあ!!こっちみた!かわいい!」

「須磨!あんたさっきからうっさい!」

「うえええぇぇん!まきをさんが怖い!」

「まあまあ、2人とも静かに…」

誰か助けて…12歳、同い年の無一郎まで飲んでるし…

「おら!A、お前もこっち来て派手に飲め!」

『飲まないけど行きます。』

煩い3人…訂正、2人を放置して駆け寄った。

「あれが通常運転だ。」

『…あはは、有り難う御座います。』

判ってたんだ。

結局私は上辺だけしか笑えない。
笑うに値する事がないから。

…それは本当か?

「おいィ?匂いだけで酔ったかァ?」

『師範、2日連続でそんなに飲んだら体に悪…』

言いかけた時、師範に接吻された。

39 贔屓→←37 狂無



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.9/10 (43 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
44人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , , 十二鬼月
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

名無しのダレカ - 覇戮。さん» 言ってる!フツーに言ってる!でも見てて楽しいからなんでもあり! (2020年6月10日 17時) (レス) id: 51c86cb065 (このIDを非表示/違反報告)
覇戮。 - 名無しのダレカさん» 閲覧感謝です!伊黒さん…難しかったんですけど、彼女に依存してそうなので笑(ネタが…切れたとか言えない) (2020年6月10日 12時) (レス) id: c554519ff6 (このIDを非表示/違反報告)
名無しのダレカ - 順位獲得記念の『自害します』で「え?」ってなりました。(ちなみに涙目) (2020年6月9日 21時) (レス) id: 51c86cb065 (このIDを非表示/違反報告)
覇戮 - 神崎さん» すみません、続編は今日の夜投稿します。宜しくお願いします。 (2020年5月28日 4時) (レス) id: c554519ff6 (このIDを非表示/違反報告)
神崎 - 続編のパスワードって教えてもらうことはできませんか?できれば教えてほしいです! (2020年5月28日 0時) (レス) id: bf878b2d72 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:覇戮。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hal0-0/  
作成日時:2020年4月24日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。