今宵、鮮血ニ染メテ。【鬼滅の刃】

25 赤面 ページ26

A視点

…おはようございます、暗凪 Aです。

どうした事でしょう、
朝起きたら師範の綺麗な御顔が目の前に。
しかも、しっかりと腰を抱きしめられていて
離れる事が出来ない。

でも、なんだろう。嫌じゃないな…

勇気を出して声を張り出す。

『師範…師範！おはよう御座います。
　失礼承知で御座いますが、
　立ち上がらせていただいても宜しいでしょうか。』

挨拶をした辺りから、片手で目を擦り出す。

『朝です。ご飯を作りますので。』

「…は…す、すまねェ！つい、魔がさして…」

脳がしっかりと覚醒したのか。
驚くほど早く飛び上がり謝った。

『大丈夫ですよ。こちらも気持ちよかったので。』

伸びをし、ゆっくり立つ。厠に行きたい。

「(無自覚かァ？)」

何故だろうか、耳が赤い。熱なのかなぁ？
まぁ、大丈夫か。うん。

ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーーーー
実弥視点

やべェ、心臓が煩っせェ…

気配で読まれる、静まれ。

Aが厠に行ってすぐ、
屋敷をウロウロしていた。

目的なんざねェがァ。

こいつが屋敷に来て3日目。
んなにドキドキさせられるとはァ。

行ったり来たりしていて。

更なる困惑が訪れる5秒前。








　









『…⁉』「おわぁっっ！」

曲がり角で、本人…Aとぶつかった。

あのなァ…それだけならいいんだがァ。

その…押し倒してしまった。
チャンスかァ？

矛盾してるのは分かって居るんだが、
Aの赤面に期待している自分もいる。

恐る恐る顔を上げると…

『お怪我はございませんか？』

は？無表情…ま、そうだよなァ、表情筋…うん。

「朝からすまん。」

それにそーゆー事知ってる年頃でもねェか。
(※本でで出てきたので知ってます。)

と、まぁそんなで(どんなだ)
1日指導中も集中できなかった。

なぜ？ってェ？

綺麗なもの程、
グッチャグチャに汚したくなるからだァ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
…あれー…評価とお気に入りの数が比例してないぞ…
(つД`)(｀・ω・´)

…すみません。

1番右の星を…お願いします
ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(;￣◇￣)┘＿|￣|○

投票10票記念→←24 寝息

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す