２３発目 ページ26
「ああ、そうそう。一応言っておくが、俺が見た中で手入れがまだだったのは、蜂須賀の旦那と陸奥守の旦那、鶴丸の旦那もいたな。あと長谷部と宗三…」
「あーあー、そこでストップ。要するにまだまだ重傷の奴はいるんだな。…ふむ、んじゃ、一期手入れしたら行ってくる」
薬研が指を折って数え始めたので、話が長くなりそうだと察知した彼は薬研の言葉に被せるように言った。
が、彼が予想外の返答をしたらしく、薬研はきょとんとした表情を浮かべた。
「大将、良いのか？手入れ部屋開けちまうが…」
「構わねえよ。どうせ式がするんだ、俺は少しぐらい離れたって問題はねえだろ。が、万が一というのもあるし、薬研、この部屋の番を頼む」
ワンッ！
その時、犬の鳴き声が二人の視線を廊下の方向へ向かせた。
廊下の方へ出ると、庭に二頭の犬がいた。
「お、お疲れ。んで、どうだった？」
「？何言ってるんだ大将、犬は喋らない…ぞ…」
彼の言動に首を傾げる薬研だったが、その疑問は徐々に尻すぼみになっていく。
「わんっ！…んんっ、ん…ぁ、はい！状況を報告します！」
「わんわんっ！…っ沢山いたよ！すっごく沢山！おっきい人がいた！小さい子はもっといた！」
２頭の犬はみるみるうちに骨格が変わっていき、最終的には人間の姿となっていた。
「しかし、約数名は近づくのを避けた方が宜しいかと！」
片方の犬は、黒いミディアムヘアの髪の聡明そうな少女になった。
「あのね！僕らを見て凄く怖い顔をするんだ！僕らがいることが気に入らないみたい！」
もう片方の犬は、ボサボサの赤茶色の髪のあまり賢いイメージはしない少年になった。
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ヰの四肢(プロフ) - 猫好きみかんさん» 石切パパとかはお腹プニプニしてそうですよね(機動10)あと岩融とたぬきと蜻蛉は巨乳 (2016年1月17日 10時) (
レス) id: 249c7ebf45 (このIDを非表示/違反報告)
猫好きみかん(プロフ) - みっちゃんのあのお腹が好きです。儚げな筋肉(仮) 純粋な人もいるから言えないけどしrとかあsとかも好きです。（ ＾ω＾ ） (2016年1月17日 6時) (レス) id: a568a735fe (このIDを非表示/違反報告)
ヰの四肢(プロフ) - 蛟さん» 実況者さんが面白すぎるのが悪いんです(逆ギレ) (2015年12月31日 10時) (レス) id: 249c7ebf45 (このIDを非表示/違反報告)
ヰの四肢(プロフ) - 猫好きみかんさん» この先変態じみた銃をモデルにした物も出していきたいなぁって思ってますんで楽しみにしててください (2015年12月31日 10時) (レス) id: 249c7ebf45 (このIDを非表示/違反報告)
猫好きみかん(プロフ) - カッケー･･･(゜Д゜) 私も銃好きなのでこういう小説凄く面白いです('ω') 更新頑張って下さいﾌｧｲﾃｨﾝ( ´∀`)b (2015年12月31日 10時) (レス) id: a568a735fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヰの四肢 | 作成日時：2015年12月20日 23時
