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辰哉side
それからちょっとして、気が付いたらラウが不機嫌そうな顔してて、
あ、これ、ぐずちゃうやつかも
ラ「たつやくん、」
深「ん〜？」
ラ「んんん〜！！！」
…はい、ぐずぐずさんになっちゃったね(笑)
何を聞いてもぐずぐずして、辰哉くんお手上げ状態…
深「ん、よしよし…ほら、辰哉くんのお隣、おいで？」
とりあえずなんとか俺の隣、窓際に座らせて
さて、このぐずぐずさんをどうしたもんかね…と思っていたところ、
もぞもぞと体勢を変えたと思ったら小さな体をさらに小さく縮こま背手、
俺のお腹に顔を埋めて寝る体勢に
深「ちょ、ちょっと、ラウ、そんなんしたら気持ち悪くなっちゃうよ？抱っこしてあげるからおっきして？」
ラ「んーん、いいのぉ…」
無理に座らせて泣いちゃっても困るし、眠くてぐずってる感じっぽいし、とりあえず様子見るか…
そう思いながら、俺にしがみつくラウの頭を撫でてやり、落っこちないようにもう片方の手で背中を支える
深「…うわ、秒じゃん」
思わず独り言を言っちゃうくらい、本当に秒で寝たラウ
やっぱり眠かっただけか、良かった
…うん、良かった…良かったけどさ、
このままの体勢で地元までって俺が辛くない？うっかり俺も寝て手離したらやばいやつ…
なんて困っていたところに通りかかった乗務員さんが俺の状況を見て色々と察してくれて、
お手伝いしてもらって、無事に倒したシートにラウを寝かせることに成功
新幹線の夢でも見てるのか、むにゃむにゃしながら幸せそうなラウのほっぺをつんつんして、
またみんなに送る用の写真を撮ろうと、こっそりとスマホのシャッターを押した
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白桃(プロフ) - mh69kpさん» コメントありがとうございます！突然別アカウントに移行してしまい、ご迷惑おかけしました…また読みにきていただけて嬉しいです！引き続きよろしくお願いします。 (2021年2月7日 21時) (
レス) id: 3b5d2cd1e2 (このIDを非表示/違反報告)
mh69kp(プロフ) - 前のアカウントのときから、きゃらめるみるく楽しく読ませていただいてました！更新再開嬉しいです！ありがとうございます♪♪ (2021年2月7日 20時) (レス) id: 49b619a086 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白桃 | 作成日時：2021年2月6日 22時
