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蓮side
翌朝、昨日よりもずっと元気なラウに手を引っ張られるようにして保育園に到着
迎えてくれた佐久間くんも、ラウの様子に安心した様子
俺の胃はやっぱりまだ相変わらず痛むけど、でも、なんか大丈夫そうかなって
ラ「あっ、ゆうきくん…」
さっきまでの元気はどこへやら、お母さんと一緒に登園してきたゆうきくんを見つけ、緊張気味のラウ
俺の手を握る力が少し強くなる
目「…ラウ、頑張れ」
ラ「…うん」
そうして俺の手を離し、ゆうきくんの元へと歩いていく
ラウが近づいて来たのを見て、お母さんの顔が少し強張る
ラ「ゆうきくん、おはよ」
ラウに話しかけられ、困ったゆうきくんはチラ、とお母さんの顔色を伺う
ラ「ラウね、ゆうきくんとまたあそびたいよ？」
「でも…」
ゆうきくんは口ごもってしまい、俯く
お母さんは何か言いたそうにしているけれど、ラウ本人を目の前にしてしまっては、さすがに良心が痛むのか何も言えないでいるようだった
そんな２人の様子を見て、事情を知らないはずの佐久間くんが何かを察したようで２人の元へ
佐「ゆうきくん、おはよう！ラウールくんと遊んできな？」
「でも、でも…」
佐「どうしたの？」
「っ…おかーさん！やっぱりぼく、ラウとあそびたい！ラウはともだちだもん！」
そう言って、ゆうきくんはお母さんの手を離しラウの手を取る
「ラウ…ごめんね？またあそんでくれる？」
ラ「…うん！あそぼ！」
笑顔で駆け出した２人を見て、ああ、良かったな、って
そうして、バツが悪そうに足早に歩きだしたするゆうきくんママを追いかける
目「待ってください！…俺は、確かに未熟者です。でも、俺も、ラウールも、一生懸命支え合って暮らしてます。」
それだけ言って深くお辞儀をして、俺も保育園を出た
その後、康二や岩本くんにも今朝の出来事を報告して、
全て終わった後、この話を聞いた佐久間くんに何で教えてくれなかったの！って怒られたのはまた別の話
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白桃(プロフ) - mh69kpさん» コメントありがとうございます！突然別アカウントに移行してしまい、ご迷惑おかけしました…また読みにきていただけて嬉しいです！引き続きよろしくお願いします。 (2021年2月7日 21時) (
レス) id: 3b5d2cd1e2 (このIDを非表示/違反報告)
mh69kp(プロフ) - 前のアカウントのときから、きゃらめるみるく楽しく読ませていただいてました！更新再開嬉しいです！ありがとうございます♪♪ (2021年2月7日 20時) (レス) id: 49b619a086 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白桃 | 作成日時：2021年2月6日 22時
