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阿部side
深「ラウ、ちょっとお熱あるねぇ…よいしょ、っと…蓮はどこにいる？」
ラ「れんくん、おトイレでげーげーしてる…」
深「えぇ？ごめん阿部ちゃん、様子見てきてくんね？」
阿「もちろん」
ラウはふっかにお願いし、俺はめめの元へ
ドアがしまってるからノックをすると、弱々しい返事が返ってきた
目「あべちゃ、ごめ…まためーわく…」
阿「そんなの気にしないの…大丈夫？出てこられる？」
程なくして、顔色を無くしためめがトイレから出てきた
一体どうしたのか聞くと、ラウの胃腸炎が恐らく自分にもうつったようだ、と
昨日ラウが突然体調を崩して、マスクもせずに一晩中看病していたというのだからこうなるのも仕方ないかも
めめを支えてリビングに戻ると、ふっかに膝枕されてラウはまだ泣きべそかいてた
深「おーおー、顔色最悪だなお前…なに、胃腸炎？」
目「…ん、もーさいあく…」
ラウの拙い説明でもなんとなく状況を理解していたふっかが、めめの顔色を見て言う
うん、本当に顔色悪いからねめめ
ラウはまだ気持ち悪さは残ってるみたいだけど、昨日の夜からってことでピークも過ぎたのか、
ぐずぐずさんだけど、でも、まぁあとは良くなるだけかなという感じ
心配なのはめめで、うんうん唸っては何度もトイレへ行く
やっと落ち着いたのは、日付が変わる頃だった
深「…寝た？」
阿「うん、２人ともぐっすり」
手を繋いで寄り添うようにして眠った２人を確認し、ようやく一息つく
聞くと、めめは昨日一睡もしてなかったみたいだから…仕方ないけど、そりゃ余計体調崩すよなって
ここまで体調悪かったのに、なんであんなにしっかりとした文章打てたんだって、
少し落ち着いてからめめに聞くと、
また余計な心配かけちゃうといけないからって、文字を打ち込んでは吐いて、打ち込んでは吐いてを繰り返してたって言うから２人で軽くお説教をした
緊急事態の時は変な気をつかうな、と
吐き気する時にスマホの小さな画面見るの、相当辛かっただろうに
阿「ゆっくり寝ろよー…」
起こさないように小さな声で言って、そっと布団を掛けなおした
明日には、元気になりますように
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白桃(プロフ) - mh69kpさん» コメントありがとうございます！突然別アカウントに移行してしまい、ご迷惑おかけしました…また読みにきていただけて嬉しいです！引き続きよろしくお願いします。 (2021年2月7日 21時) (
レス) id: 3b5d2cd1e2 (このIDを非表示/違反報告)
mh69kp(プロフ) - 前のアカウントのときから、きゃらめるみるく楽しく読ませていただいてました！更新再開嬉しいです！ありがとうございます♪♪ (2021年2月7日 20時) (レス) id: 49b619a086 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白桃 | 作成日時：2021年2月6日 22時
