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阿部side
『ラウが体調を崩しました。
俺も体調が悪く、十分に面倒を見てやれません。
誰か来てくれませんか？』
今日はふっかの家でまったり
昼は舘さんの店でランチして、そのままふっかの家に来て俺は本読んでふっかはゲームして、
特に２人で何をするでもなく過ごしていたんだけど、そんな時に俺とふっかのスマホが同時に鳴った
帰省中の康二が何か写真を送ってきたのかな、と思って確認するとめめからのＳＯＳ
…なんかデジャブ？
この前と違うのはまともな文章、というところだろうか
前なんか「阿部ちゃん、たすけて」だけだったからね…何事かと思ったよ
深「ありゃ…よし、行くかぁ」
心配そうに眉を下げたふっかが、伸びをして立ち上がる
２人がどんな症状かは分からないけど、必要そうなものをふっかの家から持ち、
足りなそうなものはスーパーで適当に買い込んでそんなに急ぐでもなく、
まぁ言ってみればのんびりと徒歩でめめとラウの家へ
しっかりとした文章を打ててるし、文面からさほど緊急性も感じられなかったからね、
今からふっかと２人で行くよ、と返信をしたところ
『移してしまうかもしれないので、マスクしてきてください』
と返ってきたので、風邪で熱でも出たのかな〜なんて考えて、
言う通りマスクをしてインターホンを押した
深「…ん？遅くね？家にいるよな？」
阿「…いるでしょ、だってそうやって連絡きたんだから…」
少し不安になりながらも、もう一度インターホンを押す
それでもなかなかめめが出てこなくて、さすがに焦る
深「倒れてるわけじゃないよな？」
阿「ちょっと嫌なこと言わないでよ…ね、合い鍵とか持ってないわけ」
深「持ってない…え、どうしよ鍵壊す？」
阿「いやいや、それは…とりあえず大家さんに…あ、」
困り果ててると、カチャリとドアが開き、
でもめめの姿は見えないからドアノブに手をかけ、こちら側からもドアを開け中を覗く
「「ラウ！！」」
視線を下に移すと冷えピタにパジャマ姿のラウが立ってて、俺たちの顔を見て安心したのか、わっと泣き出した
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白桃(プロフ) - mh69kpさん» コメントありがとうございます！突然別アカウントに移行してしまい、ご迷惑おかけしました…また読みにきていただけて嬉しいです！引き続きよろしくお願いします。 (2021年2月7日 21時) (
レス) id: 3b5d2cd1e2 (このIDを非表示/違反報告)
mh69kp(プロフ) - 前のアカウントのときから、きゃらめるみるく楽しく読ませていただいてました！更新再開嬉しいです！ありがとうございます♪♪ (2021年2月7日 20時) (レス) id: 49b619a086 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白桃 | 作成日時：2021年2月6日 22時
