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辰哉side
ラ「ふぇ…れんく、んっ…」
蓮の名前を呼んで泣き出したラウール
…うん、あのね、予想はしてたのよ
蓮ともそれが心配だよなーって話してた
だって、あの日から、２人はずっと一緒だったからね
いつも一緒にいて、いつも手を繋いで、一緒に眠って
そんな蓮と離れて、初めてのお泊まりだもんね
いくら自分の生まれ育った家とはいえ、隣に蓮はいないのだから
深「ラウ、寂しくなっちゃった？蓮、いないもんねぇ」
ラ「うん、れんくんにあいたいっ…おうち、かえるぅ…」
深「お家、かぁ…そうだよな、ラウのお家は蓮が待ってる東京のお家だよな」
そっか、ラウにとってはもうすっかりあそこが、自分の家なんだ
蓮が聞いたら、どんな顔をするだろうか
早く２人を会わせてやりたくて、俺だってもどかしい
でも、まぁ、新幹線今からだって間に合うけど、でもさ、
蓮のいない夜を乗り越える経験も、ラウにとっては必要なのかもしれない
深「よし、ラウ、蓮にお電話してみようか？」
ラ「うんっ、れんくんとおはなし、するっ…！」
ラウがこうなることは想定内だったので、夜はいつでも電話に出られるようにしておくと蓮も言ってくれていた
ラウがより安心できるように、テレビ電話を繋ぐ
目『ふはっ、お前泣いてんのか』
いきなり画面越しに現れた泣き顔のラウのドアップに思わず笑う蓮
ラウも嬉しそうに笑って、それから１０分くらい２人でいちゃいちゃとお話してた
こら、お前ら２人して俺の存在忘れてるだろ
目『…くん、辰哉くん！』
深「へ？ごめんごめん、ぼーっとしてた(笑)ん、いちゃいちゃタイム終わった？」
目『なにそれ(笑)じゃあ、ラウのことお願いします』
深「任せろ！明日責任持って連れて帰るから！な、ラウ…って、あれ、寝てるわ(笑)」
蓮と話して安心したのか、気づいたらソファーに頭をあずけて、口を開けて爆睡のラウ
蓮との通話を切って、ラウを抱き上げて子供部屋へと向かった
おやすみ、ラウ
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白桃(プロフ) - mh69kpさん» コメントありがとうございます！突然別アカウントに移行してしまい、ご迷惑おかけしました…また読みにきていただけて嬉しいです！引き続きよろしくお願いします。 (2021年2月7日 21時) (
レス) id: 3b5d2cd1e2 (このIDを非表示/違反報告)
mh69kp(プロフ) - 前のアカウントのときから、きゃらめるみるく楽しく読ませていただいてました！更新再開嬉しいです！ありがとうございます♪♪ (2021年2月7日 20時) (レス) id: 49b619a086 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白桃 | 作成日時：2021年2月6日 22時
