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辰哉side
新幹線の中、到着直前に目を覚ましたラウはそれはそれは元気で
寝てすっきりしたのか、ご機嫌もすっかり直って
まぁまぁ元気が何よりだからね…ていうか俺、パワー満タンになったちびっこの体力についていけるわけ？
ラ「ラウもふじさんみたかった！！」
深「ラウねんねしてたでしょ〜」
早速、新幹線から富士山見たかったのにっておこです(笑)
はいはい、明日帰る時に見ようね〜って軽く流して、リュックを背負わせる
おこりんぼのラウの口にチョコレートを一粒放り込めば、もうご機嫌
本当にちょろいねぇ(笑)
そんなラウと手を繋いで、駅のホームへ
こうして新幹線で地元へ帰ってきたのは、俺の幼馴染で、ラウの母親がいなくなったあの日以来だ
ラ「たつやくん、はやく！おばちゃん、まってる！」
深「はいはい」
就職のために上京はしたけれど、実家にはマメに帰っていたほうだから、
生まれた時からラウのことは知っていた
なんなら赤ん坊の頃に抱っこさせてもらったこともあるし
けど、仕事も忙しくなってきて、最近はなかなか帰れてなかったからな
今こうして、ラウを連れて帰ってくるなんて不思議な気持ちだ
ラ「あ！おばちゃーん！！」
改札を抜けると、母ちゃんが待っていて、
その姿を見つけたラウが走っていって飛びつく
ラウのこと、孫みたいに可愛がってる母ちゃんも嬉しそうだ
…あー、俺もちゃんと考えて、早く母ちゃんに本物の孫の顔、見せてやりたいなぁ
なんて、そんなこと考えたりして
「辰哉、お帰り」
深「ただいま」
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白桃(プロフ) - mh69kpさん» コメントありがとうございます！突然別アカウントに移行してしまい、ご迷惑おかけしました…また読みにきていただけて嬉しいです！引き続きよろしくお願いします。 (2021年2月7日 21時) (
レス) id: 3b5d2cd1e2 (このIDを非表示/違反報告)
mh69kp(プロフ) - 前のアカウントのときから、きゃらめるみるく楽しく読ませていただいてました！更新再開嬉しいです！ありがとうございます♪♪ (2021年2月7日 20時) (レス) id: 49b619a086 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白桃 | 作成日時：2021年2月6日 22時
