P!nk Anthurium II (ページ4)

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mk side

cl「Aは!?」

会社に着くなり、会社前で待つファンを気にせず走って部屋に向かう俺たち。

いつもは、落ち着きがあるメンバーも落ち着きなんてある訳なくて、すぐにスタッフさんの元へ駆け寄る。

〝まだ、分かりません…。スタッフとも連絡がついておらず、一旦警察に連絡をして、リンさんが乗ったであろう車の目撃情報やカメラの情報を集めています〟

jm「俺たちは何をしたら……」

〝あのスタッフについて知っている情報はないですか??〟

そのスタッフさんからの問いかけに、今までの出来事や、会話など些細なことまで思い出してみる。

そんな中、口を開いたのはジェノだった。

jn「そういえば、ヌナって京畿道の龍仁市住みだったよね??」

js「確かに…僕もそう聞いてました」

〝履歴書には、ソウル住みと書いているんですが……それは本当ですか??〟

cl「俺もそれ聞いた。それ言った後に結構焦ってる感じがしたから怪しく思った記憶ある。」

〝急いで連絡します。皆さん今日はゆっくり休んで下さい〟

そう言って部屋を出れば、Aを心配する声が飛び交う。

rj「Aが大変な今に、俺達がゆっくり休んでいいのかな…」

jm「ロンジュナ…明日も俺達はスケジュールが詰まってる。明日のためにもAが居なくなった穴を埋めるためにも今日は休もう」

mk「そうだぞ皆。Aは必ず戻ってくる。警察の皆さんを信じよう」

そう言って、宿舎に戻るよう促せばメンバーの重たい足が少しずつ動いていく。

そうだ。今はAが戻ってくることを信じよう。

きっと、彼女は戻ってくるよ。

︎︎