【sha】ポメラニアンは今日も彼女に構って貰えない様です【wrwrd】【軍パロ】 (ページ15)

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君に近づく13歩目ページ15

Aから射撃講習を受ける一日目。

『あ、お待たせ。シャオロン君…』

と、言いながら訓練場に入ってきたA。
の、腕の中には

「ちょ！？銃沢山持ち過ぎやって！」

ドスン！

Aの腕の中にある箱は、俺でも重いと感じる程銃や弾薬が詰め込まれてた。

『あ、えっと…取り敢えず今日はこの3種類からね。』

箱の中にはピストル、ライフル、ショットガンの3種類が入っていた。

『ピストルは2種類あるんだけど…どっちがいい？』

「…こっちやな。」

『オートマチック？構造複雑だけど大丈夫？』

俺が頷くとAは使い方を教えてくれた。

『この銃は一度打つと引き金を引いている間は弾丸の有る限り打ち続けられる代物。その代わりに構造が複雑だからメンテナンスが欠かせないの。弾倉はグリップの方にあるからね。』

使い方を一通り教わった後に、試し打ちをしてみた。

ダダダダダッ！

「反動がっ…！」

『手がブレてる！両手からの力を均等に掛けて！』

『うーん、まぁいっか…じゃあ次はこっちのやつどっちか選んで！』

目の前に差し出されたのは2種類のライフル。
あ、これは知ってるで。

「ボルトアクションの方で。」

『あら、知っていたのね。フルオートはまたブレそうだからね。』

使い方は知っていたから直ぐに扱えた。

『うん。上手上手。じゃあ、最後これね。』

二種類のショットガン。何が違うんだ？

『えと、これはね。散弾って言う弾丸とスラッグ弾という弾丸を打てるの。どっちがいい？』

「スラッグ弾とかいう方かな。」

『ん、はいどうぞ。』

ドンッ！

的に向けて一発。…あれ？

『あぁ、ショットガンは威力重視だから射程はあまり無いよ？』

…それを早よ言ってくれ。まぁ、忘れっぽいAも可愛いんやけどな。

『…っ、はいはい、お世辞ありがとね。』

あ、声に出とったわ。まぁ、ええか。

ドンッ！

先程より近い的に向けてもう一発。

うわ、破壊力やべぇ…

銃はやっぱり反動凄いから好まへんなぁ。大先生がよくガバる理由がよく分かったわ。

うん、やっぱりシャベルが一番やな(

『ふぅ…取り敢えず今日はここまで。また明日、同じ時間に此処で。』

そう言ってAは射撃場を後にした。

…銃はやっぱり苦手やけど、Aから教えて貰えるなら、何回だって行ってやるわ。