え？！僕が白山吉光に成り代わり?! (ページ4)

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第3話　指切りページ4

彼に腕を引かれ此処を歩いていると、どうにも薄暗くボロボロであり
そして鉄…血液の匂いがする事に気づいた
後何かがすすり泣く声、此処は一体何があったのだろうか
僕みたいな目にあった奴らが集められるような場所か?
混乱を混ぜながら足を進めついて言っていると、彼が口を開いた

一期「…此処だよ」
そう言って見せられたのは他の部屋とは違い、少し汚れている程度で済んでいる部屋だった

『ここは？』

彼へと疑問を投げかける・・・が、彼は無言を突き通すばかりで何も話してはくれない

『…答えないというのならそれで構いません
わたくしはここで何をすればよいのでしょうか』

一人称がわたくしと変更されていることに少しばかり驚くがまあいい
流石にこれは答えてくれるだろうと期待しながら声を出す

一期「…主殿が来る迄、待機していただければ、と」

『主？』

一期「先ほどの男性です」

どうやら例の悪態をついてきた人間は主と言うらしい
そして僕はそいつが来る迄待機をしていればいい…と

『そうですか。…了解いたしました』

何をすればいいか分からない僕は、取り敢えずそれを了承した

…それが後の後悔を産むことになった、と言うのはここで語らなくても分かる事だろう