16話 ページ17
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「初めまして、警備主任、担当のレオン・ローです。ボディーガードのジャマルッディンも同席させてください。」
入ってきた男はまとう雰囲気が、そこらの一般人とは一線を画していた。
そんな感想しか思い浮かばなかったけれど、確かにそうだ。その緑色の瞳は覗くには、少し勇気がいるような気がして。
どうも私の周りにはまっすぐな瞳をしている人ばかりだから、恐ろしさを見たように思えたのだ。犯罪行動心理学なるものを専攻しているだけあって、人を品定めするのに長けているのかもしれない。
いろいろ述べたが、第一印象は苦手な部類に収まった。
「君は確か高校生探偵の工藤新一くん。」
「よろしく。」
片手を上げて返事をする彼。まるでフレンドリーなその返答にレオン先生は、ふむ、と顎に手をやった。
「君の手は探偵というより、マジシャンのようだね。細くてしなやかだ。」
冷静に分析しているようだがピッタリと当たっていて、やはりタダモノではないらしい。
というか、ここまで的中していては怖い。
あまり関わりたくないと本能的に感じて、思わず座りなおせば隣に座った小さな探偵も難しい顔をしているようだった。
その後チェンチェン……とかいう、いかにも羽振りの良さそうな、実業家と名乗る人が押し入って来て。
カタコトな日本語で
「紺青の拳もぜひ見て行ってクダサイ！」
ということで、案内してもらえるようだった。
彼がその宝石の所有者で、毛利小五郎の大ファンだとか。
どうやら、彼が来ることは予定外のようだったが、おかげで宝石の下見の首尾は上々。
下見できるのならば、今回も怪盗が易々と盗んでしまうのだろうと思っていたが。
果たしてどうなのだろうか。
レオン先生がまとうフレグランスがやけに鼻について、私はちらりと快斗の顔を見たのであった。
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くり - 続きを読みたいです！パスワードを教えていただきたいです！ (4月24日 18時) (
レス) id: b0169ec3e3 (このIDを非表示/違反報告)
あいり(プロフ) - パスワード教えていただきたいです (4月23日 4時) (レス) id: fefd0b677e (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 面白いです！続き気になるのでパスワード教えていただけませんか？ (4月23日 0時) (レス) @page19 id: 544fb55cbc (このIDを非表示/違反報告)
kulomi(プロフ) - 凄くおもしろかったです！続きを読みたいのでパスワード教えていただけませんか？ (4月21日 16時) (レス) id: 99d597c65c (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 続きを読みたいのです！パスワード教えていただいてもいいですか？ (4月20日 18時) (レス) id: b0169ec3e3 (このIDを非表示/違反報告)
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