平凡に終わりを告げられる (ページ30)

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SＣ「ヌナ、ほんとに怖くないんだ…」

「う、うん…。もう怖いとか、それどころじゃないし…」

SC「なんか、俺男なのに情けない…」

「そんなことないない！そういうとこも、かわいくて良いと思う！」

SC「可愛いって…ヌナそれ、男に言う言葉じゃないから」

「ご、ごめんごめん。つい…でもソンチャン、周りから可愛いってよく言われない？」

SC「あるけど…ヌナも俺のことそう思う？」

「うん、すっごく可愛い」

食い気味に反応するとソンチャンは「嬉しくないんですけどー」と不満そうな表情。
だから、そういう反応1つが可愛いんだってば。

SC「俺、かっこいいが良いな」

「ソンチャンはかわいいもあるけど、かっこいいよ。今まで絶対モテたでしょ？」

SC「…ほんとに思ってる？」

「思ってる思ってる」

SC「じゃあジェノヒョンと俺どっちがかっこいい？」

真剣な顔をして聞いてくるソンチャンに思わず笑ってしまう。
そんなこと考えてたのか…！
なんか、ソンチャンって背も高いし落ち着いてるからもっとクールなイメージがあったけど、こんな子供っぽい所もあるんだなぁ。

この合宿に来てソンチャンの新しい姿をたくさん見ている気がする。