平凡に終わりを告げられる (ページ19)

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JM「一回勝負でいくよ。出さなきゃ負けよ、じゃんけんほいっ！

JM「勝ったー！よっしゃあ！Aは今日から就活サークルの公式マネージャーだ！」

JW「ジェミナ！ヒョンは信じてたぞ！」

JS「ヌナー！やっぱり俺たち運命共同体なんだよ。ね？」

「…そんな運命いやぁっ。私の平凡な日常がぁ…」

JM「諦めろ。俺が世界を見せてやるよ」

「うるさい！ナジェミン！もう幼馴染なんてやめてやる！」

就活サークルの人はアハハ～とお花畑を駆け回るかのようなテンションだ。
“いやーこれで負けてたらイスマン会長に〇されるとこだったなー！”
“ジャニヒョンにもねー！”
なんて物騒な会話が聞こえるけど、私はやっぱりとんでもない沼に足を突っ込んでしまったのでは…？

SC「ヌナ、すみません。負けちゃいました」

「いいの…。どうせ勝っても負けてもこうなってたと思う(バックにあの会長がいる限り…)」

SC「…でも、困ったらいつでも言ってくださいね？俺なんかでも良ければ力になりますから！」

「ははっありがとう。じゃあ困った時にはソンチャンを呼ぼうかな」

SC「はい！ぜひ！あと…あの、ヌナの連絡先聞いてもいいですか？」

「え？はい…！どうぞどうぞ！」

ソンチャンの連絡先が私のスマホに登録されるなんて…！
何かを失えば何かを得るものなのなんだなぁ…！
就活サークルのマネージャーになっちゃったけど…えへへ、これでこれからもがんばれそう。

…
…
…

JW「ねぇ、なんかAあのソンチャンっていう新入生とめちゃくちゃ仲良くなってない？」

JS「あれは100パー狙ってますね」

JM「Aは昔から清純系に弱いですからね」

JW「え、Aが俺に弱かったことなんてあったかな…？」

JM「ジョンウヒョンは清純は清純でも、清純系狂人じゃないすか」

JW「言うねぇ。でもジェミン。ヒョンをからかってる暇あるならいい加減Aに告らないと、あのソンチャンって奴にとられるよ？」

JS「…え！？ジェミニヒョンって、Aヌナのこと…！？え！？そうだったの！？」

JM「……ジョンウヒョン、やらかしてくれましたね」

JW「これは…マジごめん」