あ「地獄に戻りたくない…戻らないからな…」白「帰った方がいいよ」鬼「帰りなさい」 ページ7
「…さて、どうしてAはあなたと同じベッドであなたに抱きついて寝ていたんですか?」
「だから、布団が足りなかった上、Aが抱きついてきただけだって!!」
朝、Aが目を覚ますと繰り広げられていた鬼灯と白澤の喧嘩…いや、違う。これは鬼灯の説教か。白澤の頬にはぶん殴られた跡があった。
「ほ、鬼灯、ちょ、」
「あぁ、起きましたか。おはようございます。少し待っていてくださいね。今こいつを殺しますから」
「待て待て!?経緯を話してくれ!」
鬼灯に話を聞いたところ、
Aなんて知らないと思っていたが、どうしても気になって迎えに来た→白澤のベッドで白澤に抱きつき寝ているA→イラついた鬼灯が白澤を殴り、事情聴取→Aが起きる←イマココ!
だと。
「ふぅん…、つまり、……俺のせい」
「いえ違います。全てはこの淫獣白豚のせいです」
「どう聞いても俺のせいだろ…。っていうかわざわざ迎えにきたのか?鬼灯」
「ああ、そうでした。帰りますよ、A」
「えっ、嫌」
「一泊したんだから帰ってあげたら?」
「うーん…、白澤が帰れって言うなら…」
「帰った方がいいよ」
「…じゃあ仕方ないな。帰りたくないけど帰るしか…」
「一泊ありがとうございました。Aに免じて今日は許してやります。では」
「絶対また来るからな、じゃあな、白澤!」
鬼灯は、またヒョイと俺を持ち上げると、バンと扉を閉めた。
お店が壊れるんじゃないかという勢いにびくりと肩を揺らした。
「…なんかいつもより怒ってる…よな?」
「当然です。あいつに何もされませんでした?大丈夫ですか?」
「別に何も?」
「…ほんとですか?」
「うん、ほんとだけど」
「…ならいいです」
鬼灯は、Aにバレないように、そっとAの腰にキスをした。
報告とか?→←あ「白澤が俺の嫁で桃タローくんが子どもでー…」白「何言ってるのさ…」あ「でも、いずれ実現しような!」白「無理」
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白陽 - あっ、気にしないで下さい (2014年5月26日 22時) (レス) id: 738094e02b (このIDを非表示/違反報告)
白陽 - なかなか面白いかったですが、中国語の方はちょっと微妙かと思いますねぇ... (2014年5月26日 22時) (レス) id: 738094e02b (このIDを非表示/違反報告)
ぱるむ(プロフ) - いのりさん» 嫉妬する鬼灯様ぎゃんかわですよね← ありがとうございます!ご期待にそえるよう頑張ります~! (2014年5月13日 23時) (レス) id: 8caf42b381 (このIDを非表示/違反報告)
いのり(プロフ) - 鬼灯がかわいいよぉ 更新頑張ってください! (2014年5月13日 23時) (レス) id: d51efa6477 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるむ(プロフ) - ぴのさん» あざますwwwさっき更新した話が個人的にお気に入りwずっと書きたかったネタだしw (2014年5月13日 21時) (レス) id: 8caf42b381 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぱるむ | 作成日時:2014年3月8日 0時