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あ「…禁断症状って…こわくね……?」鬼「はい、怖いですね」 ページ20

「……」

「…A」

「…なんだよ…」

「…いえ、なんでもありません」

「…A君…?ど、どうしたの…?」

「気にしないでください、何か文句があるならそこの鬼に」

ビシィッという効果音が聞こえそうなほど鋭く指を差した。

「……はぁ、この間のことをまだ根に持ってるんですか…?」

「あったりまえだろうが!お前、俺と白澤との邪魔するなよな!」

「どうせあなたの想いは通じないんですよ?」

Aの胸にぐさり、と何かが突き刺さった感じがした。

「…片思いで悪いかよ」

ギロリ、と睨みつけると、Aは仕事を放棄して自分の部屋に引きこもる形になった。

「ほ、鬼灯君、A君…」

「こうなったら仕方ありませんね…」

携帯を取り出したかと思えば、素早く指を動かし、何処かへ電話をかけた。







「A、開けてください、A」

「…」

鬼灯は、扉を叩くが、Aは無言のまま、扉を開けない。

「白澤さんを連れてきたのですが」

「…証拠は」

「Aのせいで僕駆り出されたんだけど…」

その声を聞いたと同時に、勢いよく扉が開きAが飛び出た。

「白澤ー!!!」

ぎゅう、と目の前の人物に抱きついた。…が、匂いが違う。

「…は?」

バッと離れて顔を見てみれば。

「…!!?鬼灯!?あれ、白澤は!?」

「電話でのご協力をお願いいたしました」

鬼灯の手元を見れば、携帯が握られていて、通話中になっていた。

『見事にひっかかったんだ』

そんな、からかうようにけらけら笑う声が聞こえ、Aは鬼灯に一撃腹パンを食らわせ…ようとしたが止められ、結局不機嫌なままだった。

あ「はい来ました番外編!今回は…『白澤が女の子になったら』!」→←あ「唐突に始まる番外編!」作「やばいここのネタ尽きてきた!」鬼「ざまぁ」白「最初からこんな形式にしなければよかったのに…」作「後悔してます」



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白陽 - あっ、気にしないで下さい (2014年5月26日 22時) (レス) id: 738094e02b (このIDを非表示/違反報告)
白陽 - なかなか面白いかったですが、中国語の方はちょっと微妙かと思いますねぇ... (2014年5月26日 22時) (レス) id: 738094e02b (このIDを非表示/違反報告)
ぱるむ(プロフ) - いのりさん» 嫉妬する鬼灯様ぎゃんかわですよね← ありがとうございます!ご期待にそえるよう頑張ります~! (2014年5月13日 23時) (レス) id: 8caf42b381 (このIDを非表示/違反報告)
いのり(プロフ) - 鬼灯がかわいいよぉ 更新頑張ってください! (2014年5月13日 23時) (レス) id: d51efa6477 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるむ(プロフ) - ぴのさん» あざますwwwさっき更新した話が個人的にお気に入りwずっと書きたかったネタだしw (2014年5月13日 21時) (レス) id: 8caf42b381 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぱるむ | 作成日時:2014年3月8日 0時

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