検索窓
今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:30,646 hit

あ「白澤の旦那、ってさ、俺の事みたいだよな!」檎「いやいや…、いつから白澤の旦那と結婚したんじゃ…?」あ「俺と白澤は最初からそういう運命だし!」 ページ18

「そういや檎ちゃん、今日白澤来た?」

「うーん…、今日は見かけてないのう」

「そっかぁ、来てるんだったら会いに行こうと思ったのに」

「…A、仕事で来てるんですよ?」

「あ、そうだった悪い悪い。…じゃー、そろそろ行くかな、じゃあな檎ちゃん!」

Aが再び檎に抱きつくと、鬼灯の眉間に皺が刻まれた。

「は、はは、おん、また今度…」

ぽんぽん、と背中を叩くと、Aはパッと離れた。

「…あら…、二人はそういう関係だったの?」

「あ、妲己さん!」

「だ、妲己様!?い、いや、違いますじゃ!」

「ふふ、わかってるわよ、Aには好きな人がいるものね?」

コロコロと笑う妲己に、檎は冷や汗をかきながら苦笑いを浮かべた。

「…あ、妲己ちゃ……って、Aに鬼灯!?」

「あ、白澤ー!!」

「あなたですか…、消えてください」

妲己を見かけ走ってきた白澤に、喜んで腕をぶんぶんと振るAと、白澤を見るなり睨みつける鬼灯。

「よかったのう、Aの旦那。白澤の旦那に会えて」

「うん、ここにいてよかった!」

ニコリと檎に笑いかけるAの後ろには、その柔らかな雰囲気を打ち消すほどに怒りのオーラを纏い白澤を睨む鬼灯。

「…ッチ…行きますよ、A」

「え?なんで舌打ち…、えー、折角白澤に会えたのに」

「……行きますよ…?」

「はいすみません喜んで行かせてもらいます」

「ということで、失礼しました」

鬼灯は、檎と妲己に軽く会釈し、白澤のすねを蹴りつつスタスタと歩いていった。









「大丈夫?」

「いっ…たぁ…、なんなんだよあいつ…!!」

「まあ、あれじゃろ、嫉妬じゃ嫉妬」

「なんで僕巻き込まれなきゃなんないのさ…!」

「モテモテだから」

妲己がふふ、と笑うと、白澤は大きなため息をついた。

「女の子にモテるのは嬉しいけど、…いくらAでも男にモテてもね…」

「いっそ旦那もAの旦那を好きになr」

「無理無理無理!!有り得ない!」

「…そんな否定するとAの旦那が可哀想じゃろ」

「……もういいや…、今日は帰る」

「ワシが悪かった!帰らんで!?」

「…檎?」

「ひい……!?」

白澤は、檎と妲己の会話を背にし、天国へと帰っていった。

あ「唐突に始まる番外編!」作「やばいここのネタ尽きてきた!」鬼「ざまぁ」白「最初からこんな形式にしなければよかったのに…」作「後悔してます」→←あ「ど助兵衛熟女団!(バリトンボイス真似し」鬼「……(可愛い…)」あ「な、何黙ってんだよ!そんな似てなかったのか!?」



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (78 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
76人がお気に入り
設定タグ:鬼灯の冷徹 , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

白陽 - あっ、気にしないで下さい (2014年5月26日 22時) (レス) id: 738094e02b (このIDを非表示/違反報告)
白陽 - なかなか面白いかったですが、中国語の方はちょっと微妙かと思いますねぇ... (2014年5月26日 22時) (レス) id: 738094e02b (このIDを非表示/違反報告)
ぱるむ(プロフ) - いのりさん» 嫉妬する鬼灯様ぎゃんかわですよね← ありがとうございます!ご期待にそえるよう頑張ります~! (2014年5月13日 23時) (レス) id: 8caf42b381 (このIDを非表示/違反報告)
いのり(プロフ) - 鬼灯がかわいいよぉ 更新頑張ってください! (2014年5月13日 23時) (レス) id: d51efa6477 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるむ(プロフ) - ぴのさん» あざますwwwさっき更新した話が個人的にお気に入りwずっと書きたかったネタだしw (2014年5月13日 21時) (レス) id: 8caf42b381 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぱるむ | 作成日時:2014年3月8日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。