あ「白澤の旦那、ってさ、俺の事みたいだよな!」檎「いやいや…、いつから白澤の旦那と結婚したんじゃ…?」あ「俺と白澤は最初からそういう運命だし!」 ページ18
「そういや檎ちゃん、今日白澤来た?」
「うーん…、今日は見かけてないのう」
「そっかぁ、来てるんだったら会いに行こうと思ったのに」
「…A、仕事で来てるんですよ?」
「あ、そうだった悪い悪い。…じゃー、そろそろ行くかな、じゃあな檎ちゃん!」
Aが再び檎に抱きつくと、鬼灯の眉間に皺が刻まれた。
「は、はは、おん、また今度…」
ぽんぽん、と背中を叩くと、Aはパッと離れた。
「…あら…、二人はそういう関係だったの?」
「あ、妲己さん!」
「だ、妲己様!?い、いや、違いますじゃ!」
「ふふ、わかってるわよ、Aには好きな人がいるものね?」
コロコロと笑う妲己に、檎は冷や汗をかきながら苦笑いを浮かべた。
「…あ、妲己ちゃ……って、Aに鬼灯!?」
「あ、白澤ー!!」
「あなたですか…、消えてください」
妲己を見かけ走ってきた白澤に、喜んで腕をぶんぶんと振るAと、白澤を見るなり睨みつける鬼灯。
「よかったのう、Aの旦那。白澤の旦那に会えて」
「うん、ここにいてよかった!」
ニコリと檎に笑いかけるAの後ろには、その柔らかな雰囲気を打ち消すほどに怒りのオーラを纏い白澤を睨む鬼灯。
「…ッチ…行きますよ、A」
「え?なんで舌打ち…、えー、折角白澤に会えたのに」
「……行きますよ…?」
「はいすみません喜んで行かせてもらいます」
「ということで、失礼しました」
鬼灯は、檎と妲己に軽く会釈し、白澤のすねを蹴りつつスタスタと歩いていった。
「大丈夫?」
「いっ…たぁ…、なんなんだよあいつ…!!」
「まあ、あれじゃろ、嫉妬じゃ嫉妬」
「なんで僕巻き込まれなきゃなんないのさ…!」
「モテモテだから」
妲己がふふ、と笑うと、白澤は大きなため息をついた。
「女の子にモテるのは嬉しいけど、…いくらAでも男にモテてもね…」
「いっそ旦那もAの旦那を好きになr」
「無理無理無理!!有り得ない!」
「…そんな否定するとAの旦那が可哀想じゃろ」
「……もういいや…、今日は帰る」
「ワシが悪かった!帰らんで!?」
「…檎?」
「ひい……!?」
白澤は、檎と妲己の会話を背にし、天国へと帰っていった。
あ「唐突に始まる番外編!」作「やばいここのネタ尽きてきた!」鬼「ざまぁ」白「最初からこんな形式にしなければよかったのに…」作「後悔してます」→←あ「ど助兵衛熟女団!(バリトンボイス真似し」鬼「……(可愛い…)」あ「な、何黙ってんだよ!そんな似てなかったのか!?」
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白陽 - あっ、気にしないで下さい (2014年5月26日 22時) (レス) id: 738094e02b (このIDを非表示/違反報告)
白陽 - なかなか面白いかったですが、中国語の方はちょっと微妙かと思いますねぇ... (2014年5月26日 22時) (レス) id: 738094e02b (このIDを非表示/違反報告)
ぱるむ(プロフ) - いのりさん» 嫉妬する鬼灯様ぎゃんかわですよね← ありがとうございます!ご期待にそえるよう頑張ります~! (2014年5月13日 23時) (レス) id: 8caf42b381 (このIDを非表示/違反報告)
いのり(プロフ) - 鬼灯がかわいいよぉ 更新頑張ってください! (2014年5月13日 23時) (レス) id: d51efa6477 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるむ(プロフ) - ぴのさん» あざますwwwさっき更新した話が個人的にお気に入りwずっと書きたかったネタだしw (2014年5月13日 21時) (レス) id: 8caf42b381 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぱるむ | 作成日時:2014年3月8日 0時