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「たで〜ま。買ってきたよトッポ」
「ポッキー頼んでプリッツ了承されて買ってきたかと思えばトッポって…」
「は〜ん？俺みたいな美少女が買ってきてあげただけ感謝しな」
「ちなみに金は？」
「トーマが払ってくれた」
「Aじゃないんかい」
何でか皆大体俺に金を払わせてくれない。俺が可愛すぎるからかな。
ぽりぽりとトッポを貪っていると携帯の着信がなった。愛しの妹からだ。
出ないという選択肢はない、あったとしても木っ端微塵に爆裂した。
「もしもし蛍〜！我が愛しの妹どした〜！？」
「もしもしお姉ちゃん？ごめん昼休み中に。今日の帰りって何時だったっけ」
「今日？今日はもうホームルームとかやって帰るだけだからあと一時間くらいで帰れるよ」
「ほんと？あのね、入学前に皆で遊ぼうって話になって、家使ってもいいかな…？」
「あ、そうなの。おけ、大丈夫だよ〜、じゃ夕飯の買い出し済ませて帰ってくるからゆっくり遊んでな」
「ありがとう〜！！じゃあまたね、気をつけて帰ってきて」
「はいはーい、連絡ありがとね〜」
終了ボタンを押すとタルが何だって？と聞いてくる。
通話の内容を話すとタルはトッポを口に咥えてふーんと興味なさげ。ぽまえが聞いたんだろうがよ。
「ほんとに相棒たちと姉弟やってるんだもんな〜なんだか慣れないね」
「空達も言ってた、蛍はお姉ちゃんって呼ぶけど空は恥ずかしそうに姉さんって呼ぶんだよ〜きゃわ〜！」
「A中身おじさんだけどね」
「あいつらが元500年以上生きた生物だということはこの際忘れようかな」
「ってか、俺相棒に七星召喚負けてからリベンジ狙ってるんだよね…俺も今日行こうかな」
「いいんじゃね？どうせなら買い物付き合ってよ」
俺美少女だから力弱いの〜♡とぶりっ子するとタルはジト目になった。
なんだよその顔、俺可愛いだろうが。
「この間誘拐犯から自力で抜け出して半殺しにして帰ってきたのは誰だっけ」
「あ〜………相手が悪かったよねあいつは」
「さっきの言葉思い返してくれよ」
家近いんだしいいじゃん、とお願いすればしょうがないなと了承をもらえた。
やっぱなんだかんだ言って一生幼馴染してるからかこいつ俺に弱いんだよね。
「帰りに職員室行って、図書館行って、栽培部に行くから教室で待っててよ」
「やること多くない？今終わらせれば？」
「今やるのも後でやるのも変わんないじゃん」
「それの理論を後回しにする場合に使う奴初めて見た」
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作者名：光 | 作成日時：2024年1月22日 22時
