美少女と家族 ページ30
「パイモン、ここがパイモンの部屋だよ」
「わぁ〜！！お、おいら本当にこの部屋で過ごしていいのか？！」
「勿論、家具は明日見に行くから今日は俺の部屋で寝よっか」
「えーお兄ちゃんズルい！私もパイモンと寝たい！」
「じゃあ三人で布団敷いて寝よっか、映画見よ」
あーなんと微笑ましい光景だろうか、ホームビデオ見てる気分誰かポップコーン持ってこい。
なんとこの度家におチビちゃんがやってきました、家族です！！！
ちょっと離れた児童養護施設にいたのを二人が見つけてきて、帰ってきた瞬間土下座された。
もう全力で吃驚したし即おっけーした。二人にとっておチビちゃんは家族同然だからね！
かっわい〜下の子ができて俺もう超絶ハッピー、吸いたい。
「お姉ちゃん、鼻血！鼻血出てる！」
「え？？あマジじゃん、ごめん3人が可愛すぎて」
「お前鼻の血管大丈夫か…？」
「あー大丈夫大丈夫、おチビちゃんもあと2日もすれば慣れるよ」
「二日で慣れるのか？？？？？」
「とりあえず止まったしおチビちゃん吸いたい」
「それは本当に訳わからないぞ…」
いいんだよわけわかんない位で〜、俺のTシャツの方が訳わかんないから。
見てよこのじゅげむじゅげむ五秒でブチギレT、福袋に入ってたんだよね。
色違いで4枚入ってたから全員使えるよやったね！！！
「姉さんも夜一緒に映画見ようよ」
「あーーー…めっちゃ見たいけど俺明日バイトなんだよ〜、ごめんよ〜」
「結構久しぶりのバイトじゃん、条件良かったの？」
「うん、日払いで拘束時間も短かったし修学旅行のお金が増える」
「そっか、2年生修学旅行一週間後か」
「そーなの！！ごめんよ〜君達弟妹を置いていくことになる泣いちゃう」
「大丈夫だよ、お姉ちゃんにGPSついてるし」
美少女、モデルバイトしてます。こんな顔の良い天才美少女世間が放っておくわけなくな〜い？？
事務所には所属してないけど、こうしてたまに声がかかるからバイト感覚で写真撮りに行ってる。
「えっ、Aバイトしてるのか？」
「そだよん、これ！ここに映ってるのが俺ね」
「この自信たっぷりな顔Aって感じがするぞ…」
「こんだけ美少女なら自信たっぷりにもなるでしょ」
「なんだこいつ」
「あーーそんな事言うんだおチビちゃん、今日の肉少なくするぞ」
「あーごめん！！ごめんって！！」
ちっちゃい体でぴょんぴょん縋りついてくるおチビちゃん可愛すぎか？？
今日からよろしくね、俺の妹。
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作者名：光 | 作成日時：2024年1月22日 22時
