美少女と甘い物 ページ26
「ベリーパンケーキとアイスティーで！」
「私はこのケーキセットとミルクティー」
「ちょ、リネット食べ過ぎ！」
「別にいいじゃない、その分リネが食べればいいわ」
「ぼ、僕はソーダパフェとアイスティーを…」
「全く…じゃあ僕もケーキセットとコーヒーで」
リネリネミネの三兄弟とカフェにきました、可愛いが詰まってて幸せなんだが？！
蛍達と来て美味しかったから甘い物好きなリネットを誘ってみたら可愛いショタも釣れました万歳！
「本当に奢って貰っていいんですか？」
「当たり前じゃん！もっと頼んでも良かったのに」
「ありがとうございます、A様」
「もう補佐じゃないし様とかつけなくていいよ、そういう集まりじゃないもん」
壁炉の家の子は殆どが召使さんの部下で、俺とも交流があった。
特にこの3人は仕事が速いし可愛いし従順だし激可愛ふぁっきんなのでオキニです。
「どうよ、高校楽しい？」
「3人同じクラスだから安心だし、凄く楽しい」
「うん、レベル高いからちょっと大変だけど…」
「だよね〜、でも窮屈で俺はよく授業サボってる！」
「公子様と鬼ごっこしたって聞きました」
「おいおい嘘だろ1年にまで情報行ってんのかよこいつぁ生き恥だぜ…」
だから最近弟妹達が授業サボるなって念押ししてくるのか…納得だわ。
これからはもうちょっと目立たない様にサボるか鬼ごっこします。
いつの間にか置かれていたアイスティーを口に運んで、ちょこっと砂糖をいれる。
「紅茶は甘ければ甘い程いい…あと5、6杯入れてもいい」
「凄くわかる…」
「リネットが甘い物を食べすぎるせいで僕も同じ位食べないといけないんだから」
「食べ盛りの育ち盛りなんだからリネもフレミネももっと食べていいんだよ」
わしゃわしゃと向かい側に座っている2人を撫でくり回すとと擽ったそうに身を捩った。
こいつら可愛すぎる全員纏めて俺の弟妹に加えたい。
「おろろろ」
やばいんな事考えてたら召使さんから電話かかってきた怖い。
3人に断りを入れて席を立って電話に出る。
「もしも〜し？3人なら各々ケーキとか頼んでますよ」
「助かった、代金は後ほど礼と共に贈ろう」
召使さんから、育ち盛りの二人があまり食べないと相談を受けて、こうして誘拐した訳だ。
「別にいいですよ…あ、でも1個お願いしたい」
「言ってみるといい」
「定期的に3人を誘拐させて下さい」
「…言い方をどうにかしてくれ」
えっそれって良いって…ｺﾄ?!
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作者名：光 | 作成日時：2024年1月22日 22時
